5時間超の熱戦に、何度でも観たい優勝の瞬間も!「パ・リーグ プレイバック」北海道日本ハムファイターズ編

パ・リーグ インサイト

2020.4.10(金) 19:30

北海道日本ハムファイターズ・有原航平投手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・有原航平投手(C)パーソル パ・リーグTV

あの試合の、あの感動をフルイニングでもう一度

「パーソル パ・リーグTV」は、「パ・リーグ プレイバック」としてパ・リーグの記録に、そしてファンの記憶に残る試合をまとめた特設ページを開設。2012年から2019年まで順次動画をアップしている。最近ファンになった方も、ずっと前からファンの方も思い出のあの試合を振り返ってみてはいかがだろうか。

 今回は2015年から2016年までの北海道日本ハムの印象的な4試合をピックアップ。その他の試合も、「パ・リーグ プレイバック」特設ページでチェックだ。

エースのプロ初完投初完封や、何度でも見たい優勝の瞬間まで! 北海道日本ハムファイターズ2015~2016 ピックアップ

2015年3月27日 対楽天戦
 2015年シーズンの開幕戦、開幕投手としてマウンドに立ったのは大谷翔平選手(現・エンゼルス)だ。初回から150km/h超の速球を連発し、楽天打線を翻弄。6回途中までを投げて3安打6奪三振1失点の快投を見せた。打線も好投に応え、自身初の開幕投手で見事白星を手にした。

2015年9月5日 対オリックス戦
 この日の先発はゴールデンルーキー・有原航平投手。この日までにすでに7勝を挙げている有原投手だが、この日もまた素晴らしいピッチングを見せる。ルーキーの熱投に打線も奮起。2点リードで迎えた6回表には、中田翔選手、近藤健介選手、レアード選手(現・千葉ロッテ)の3者連続本塁打で一気に流れを引き寄せた。勢いに乗った有原投手は9回を投げ切り4安打無四死球8奪三振無失点でプロ初完投初完封を飾った。

2016年7月10日 対千葉ロッテ戦
 この試合は5時間を超す熱戦だった。4点ビハインドで迎えた7回裏、岡大海選手(現・千葉ロッテ)の1号2ランで反撃の口火を切ると、5連打で一気に1点差に迫る。勢いは衰えることなく、9回裏の土壇場では田中賢介選手の弾丸ライナーで同点へ。そして12回裏、先頭のレアード選手(現・千葉ロッテ)のサヨナラ弾で決着がついた。この劇的勝利でチームは球団記録に並ぶ14連勝、さらに北海道移転後のホームゲームで500勝目という試合となった。ドラマチックでメモリアルなこの試合、ぜひ映像で振り返ってはいかがだろうか。

2016年9月28日 対埼玉西武戦
 優勝の懸かる大事な一戦、先発のマウンドに立つのはやはり大谷翔平選手だった。初回から3者凡退に抑えると、4回まで1人の走者も許さない素晴らしい投球。5回にヒットを許すものの、後続を見事に絶つ。その後はヒットを許さず、終わってみれば9回1安打1四球15奪三振無失点という圧巻のピッチング。これぞエースという投球で相手をねじ伏せ、見事4年ぶりのリーグ優勝を果たした。何度でも見たい歓喜の瞬間を、この機にぜひ振り返ってみてほしい。

「パ・リーグ プレイバック」北海道日本ハム特設ページ


文・粟盛優佳

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