あの試合の、あの感動をフルイニングでもう一度。
「パーソル パ・リーグTV」は、「パ・リーグ プレイバック」としてパ・リーグの記録に、そしてファンの記憶に残る試合をまとめた特設ページを開設。2012年から2019年まで順次動画をアップしている。最近ファンになった方も、ずっと前からファンの方も思い出のあの試合を振り返ってみてはいかがだろうか。
今回は2015年と2016年の福岡ソフトバンクの印象的な4試合をピックアップ。その他の試合も、「パ・リーグ プレイバック」特設ページでチェックだ。
正遊撃手が攻守で魅せた試合も…… 福岡ソフトバンクホークス2015-2016 ピックアップ
2015年8月5日 対北海道日本ハム戦
福岡ソフトバンクはスタンリッジ投手、北海道日本ハムは有原航平投手の両先発がそれぞれ7回まで粘りの投球を見せ、3対3で試合は終盤へ。両チームともにリリーフが好投し、延長戦は11回を迎えた。11回表は五十嵐亮太投手が3者凡退に抑えると、その直後の11回裏に1死2塁と好機を得る。代打に本多雄一選手が告げられ、フルカウントから劇的なサヨナラ打。チームの7連勝を飾った逆転劇には胸が熱くなることだろう。
2015年9月17日 対埼玉西武戦
優勝を目前にした本拠地・福岡ヤフオクドームでの試合。打線は4回裏に松田宣浩選手と長谷川勇也選手の2者連続アーチが生まれると、6回までに5対1と大きなリードを得る。8回表に2点差まで追い上げられたが、最後は守護神・サファテ投手が締め、勝利。当時のパ・リーグ記録では最速で2年連続19回目のパ・リーグ優勝を決め、地元のファンとともに喜びを分かち合った。その喜びの瞬間をもう一度味わってみてはいかがだろうか。
2016年4月24日 対北海道日本ハム戦
この日の先発・武田翔太投手は6回途中5失点と乱調。しかし打線は5回裏に福田秀平選手のソロホームラン、7回裏に松田宣浩選手のタイムリーなどで4点を追い上げる。すると8回裏、長谷川勇也選手にもホームランが生まれ同点。9回裏、1死走者なしからキャプテン・内川聖一選手が放った打球はポール際へ飛び込んだ。この打球に3塁塁審が大きく手を回し、サヨナラホームランと思わぬ幕切れとなった。「勝った?」と思わずのぞき込む素振りをしてしまうような一発をご覧あれ。
2016年6月29日 対千葉ロッテ戦
先発・千賀滉大投手が6回4失点、7回時点で1対6と厳しい状況となったが、8回裏に打線が相手のミスにもつけこんで一挙5得点。同点に追いついた。9回には両軍得点ならず、迎えた延長戦の10回表、先頭打者が出ようかというイレギュラーバウンドに今宮健太選手が好反応を見せる。すると10回裏、好守備を見せた今宮選手が2死1塁から左中間を破るサヨナラ打を放ち、攻守で勝利に貢献した。安定した守備と打撃を見せる正遊撃手のプレーの連続に見入ってしまうはずだ。
「パ・リーグ プレイバック」福岡ソフトバンクホークス特設ページ
文・丹羽海凪
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