6月15日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と中日の「日本生命セ・パ交流戦 2025」第3回戦は、1対0で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武の先発・武内夏暉投手は初回、安打を許しながらも無失点。2回には2死1、3塁のピンチも、村松開人選手を左飛に打ち取る。3回以降も要所を締め得点を与えず、6回95球4安打2四球1奪三振無失点で降板した。
一方の打線は5回まで散発2安打と相手先発・松葉貴大投手の前に苦戦する。しかし6回裏、1死から滝澤夏央選手が安打で出塁。続く長谷川信哉選手がレフト線への適時二塁打を放ち、先制に成功した。
救援陣は7回からE.ラミレス投手、甲斐野央投手が1イニングをそれぞれ無失点。9回表は守護神・平良海馬投手が3者凡退で試合を締めた。完封勝利を収めた埼玉西武は、武内投手が2勝目、平良投手が17セーブ目。打っては長谷川選手が2試合連続の打点、炭谷銀仁朗選手が2安打を記録している。なお、甲斐野投手は球団新記録の15試合連続HPを達成。
123456789 計
中 000000000 0
西 00000100X 1
中 ●松葉貴大
西 ○武内夏暉-E.ラミレス-甲斐野央-S平良海馬
文・谷島弘紀
1点を守り切った埼玉西武が競り勝つ 武内夏暉が6回0封で2勝目
パ・リーグ インサイト
2025.6.15(日) 15:31
