◇福岡ソフトバンク対横浜DeNA 「日本生命セ・パ交流戦 2025」第3回戦（15日・みずほPayPayドーム）

　福岡ソフトバンクの近藤健介選手が先制の1号2ランを放った。

　近藤選手は、今試合「4番・指名打者」で先発出場。4回裏、柳町達選手が今試合チーム初安打を放ち、1死1塁の場面で第2打席を迎える。1球も手を出すことなくフルカウントとするも、相手先発・石田裕太郎投手の6球目・高めのストレートを豪快に引っ張ると、打球は高々と舞いながらライトスタンドへ。打った瞬間、確信の一打で同一カード3連勝を目指すチームに、3戦連続の先制点をもたらした。

　近藤選手は3月31日に一軍登録抹消となると、その後は腰の手術やリハビリを経て5月27日に一軍再昇格を果たす。昇格後は15試合で、59打数15安打、打率.254（試合前時点）と本来の調子ではないが、今試合の今季本塁打をきっかけに状態を上げていきたいところ。

◇近藤選手 コメント
「真っ直ぐを完ぺきに捉えることができました。ここ最近自分のバッティングができていなかったですが、とにかく自分のスイングをすることだけを考えました。欲しい先制点となるホームランと最高の形になって良かったです。このあとも勝ちにつながるバッティングができるように頑張っていきます」

文・横山蒼

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