◇福岡ソフトバンク対巨人 「日本生命セ・パ交流戦 2025」第1回戦(10日・みずほPayPayドーム)
福岡ソフトバンクの有原航平投手が、7回113球10安打2四球8奪三振2失点の粘投を披露した。
有原投手は初回、安打と四球で2死1、2塁といきなりピンチを背負うも、5番・増田陸選手を中飛に打ち取り、無失点で立ち上がる。3回表は2者連続三振を含む3者凡退としたが、1点リードの4回表、2死2塁から坂本勇人選手、中山礼都選手に連続適時打を浴び、一時逆転された。
それでも、5回裏に近藤健介選手の適時打で味方が同点に追いつくと、6回表は2死1塁から甲斐拓也選手を三振に仕留める。7回表も安打と敬遠申告で2死1、2塁と得点圏に走者を背負ったが、増田選手から三振を奪い、一打勝ち越しのピンチを脱した。10安打を打ち込まれたものの、結果として7回を2失点にまとめた。
◇有原投手 コメント
「先制点を取ってもらいながら逆転を許してしまったところが一番の反省点だし、悔しい。ランナーを背負ってばかりの投球でしたが、野手の方の守備に何度も助けられました。何とか今日の試合に勝てるように、応援します」
文・西嶋葵
10安打浴びながらも…… 有原航平が7回8奪三振2失点の粘投
パ・リーグ インサイト
2025.6.10(火) 21:44
