◇埼玉西武対東京ヤクルト 「日本生命セ・パ交流戦 2025」第1回戦（3日・ベルーナドーム）

　埼玉西武の隅田知一郎投手が8.2回110球7安打無失点の好投を見せた。

　日曜日から火曜日へ、先発ローテ再編で移動した隅田投手。初回を3者凡退に抑えると、2回表、3回表は得点圏に走者を背負いながら、味方の守備にも助けられ無失点で終える。その後はテンポ良くアウトを重ね、6回まで65球と球数少なく進んだ。

　7回表も無失点に抑え、8回表は3者凡退。9回表のマウンドにも上がったものの、2安打を許し2死1、3塁としたところで降板した。パ・リーグ単独トップの7勝目とはならなかったが、8.2回7安打無四死球7奪三振無失点の好投。自身初の2桁勝利へ、この調子で快投を続けられるか。

◇隅田投手 コメント
「ピンチを背負う場面が多くありましたが、相手に流れを渡さないピッチングを心がけて、投げることができていたので、自分としては今日のようなピッチングを続けていきたいです。9回は途中でマウンドを降りてしまいましたが、任された以上はイニング完了できるようにもっと突き詰めていきたいと思います」

文・丹羽海凪

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