5月20日、きたぎんボールパークで行われた東北楽天と埼玉西武の第5回戦は、1対0で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武は3回表、長谷川信哉選手の安打、西川愛也選手の四球で2死1、2塁から、滝澤夏央選手の適時二塁打で1点を先制。先発の菅井信也投手は、2回まで走者を許さない立ち上がり。3回裏、4回裏は得点圏に走者を背負ったが、落ち着いて無失点に抑えるなど、5回81球3安打1四球2奪三振無失点でマウンドを降りた。

　6回裏は甲斐野央投手、7回裏は山田陽翔投手が無失点でつなぐ。8回裏に登板したウィンゲンター投手は中島大輔選手に安打を浴び、盗塁と犠打で1死3塁のピンチに。一打同点の場面だったが、続く打者を一ゴロに打ち取り、3塁走者を本塁でタッチアウト。再び盗塁を決められるも、島内宏明選手を三振に仕留めて切り抜けた。

　9回表は平良海馬投手が登板。先頭・村林一輝選手に安打を許し、犠打と暴投で1死3塁のピンチを招いたが、代打・鈴木大地選手を三振、宗山塁選手を遊ゴロに打ち取り、2対1で試合は終了した。菅井投手は今季4勝目をマークしている。

　敗れた東北楽天は、先発の瀧中瞭太投手が6回83球2安打1四球2奪三振1失点と試合をつくったが、打線が6安打完封負け。チームは3連敗を喫した。渡邊佳明選手は3打数3安打と気を吐いている。なお、1346試合連続出場中だった浅村栄斗選手が欠場。連続出場試合数は歴代4位で止まった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ００１００００００ １
楽 ０００００００００ ０

西 ○菅井信也-甲斐野央-山田陽翔-ウィンゲンター-S平良海馬
楽 ●瀧中瞭太-藤平尚真-渡辺翔太-則本昂大

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