岸孝之が今季2勝目! 20安打14得点の猛攻で東北楽天が大勝

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2025.5.4(日) 16:44

東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手 ©パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手 ©パーソル パ・リーグTV

 5月4日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第8回戦は、14対3で東北楽天が大勝した。

 先発の岸孝之投手は初回、先頭・麦谷祐介選手の安打などで1死3塁から、太田椋選手の適時打で先制を許すと、続く2回、3回もそれぞれ1点を失うなど、苦しい立ち上がり。それでも、4回からの2イニングは走者を背負いながらも無失点に抑え、5回94球9安打1四球3失点でマウンドを降りた。

 打線は1点を追う1回裏、1番・宗山塁選手の二塁打などで1死3塁とし、浅村栄斗選手の遊ゴロの間に同点に追い付く。1対2で迎えた2回裏には、死球と阿部寿樹選手の二塁打で無死2、3塁の好機を演出し、渡邊佳明選手、堀内謙伍選手、中島大輔選手の連続適時打で勝ち越しに成功。さらに3回裏、2死から阿部寿樹選手に3号ソロが飛び出すと、堀内選手に適時二塁打が生まれ、スコアを6対3とした。

 打線の勢いは中盤以降も止まらない。5回裏は、1死満塁から、中島大輔選手が走者一掃の3点適時三塁打を放つと、宗山塁選手も適時打で続き、4得点。6回裏には小郷裕哉選手の2点適時打、中島大輔選手の適時二塁打で13対3と突き放すと、8回裏は、2死1塁から代打・伊藤裕季也選手に適時二塁打が飛び出し、リードを11点に広げた。

 救援陣は、6回から登板した内星龍投手が3回2安打無失点の好投でつなぐと、最終9回は、ドラフト3位ルーキー・中込陽翔投手が初の一軍マウンドへ。得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑え、試合を締めた。

 勝利した東北楽天は、20安打14得点で大勝。なかでも中島選手が4安打5打点、堀内謙伍選手が3安打2打点の活躍を見せ、連敗を「4」で止めた。一方、敗れたオリックスは、先発・高島泰都投手が2回途中4安打1死球4失点で降板すると、中継ぎ陣も踏ん張り切れず。打線は、頓宮裕真選手と太田選手がそれぞれ2安打1打点を記録するなど計13安打も、3得点とつながりを欠いた。

  123456789 計
オ 111000000 3
楽 13204301X 14

オ ●高島泰都-富山凌雅-博志-椋木蓮-権田琉成
楽 ○岸孝之-内星龍-中込陽翔

文・谷島弘紀

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