5月4日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第8回戦は、5対3で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンク先発の前田純投手は、序盤3イニングでいずれも得点圏に走者を背負うも、要所を締める投球で得点は許さない。しかし4回表、2安打と四球で2死満塁のピンチを招くと、ソト選手に2点適時二塁打を浴び、3.2回79球5安打5四球3奪三振2失点で降板。2死2、3塁から後を受けた尾形崇斗投手は、ポランコ選手を遊飛に打ち取っている。
反撃したい打線は4回裏、牧原大成選手の安打と盗塁で2死2塁とすると、嶺井博希選手の1号2ランで同点に。さらに5回裏は、野村勇選手の2号ソロで勝ち越しに成功する。6回表、3番手・藤井皓哉投手が再び同点とされたが、直後の6回裏には、牧原選手の安打と犠打で1死2塁から、廣瀬隆太選手の適時打で勝ち越した。
7回表は、4番手・杉山一樹投手が両軍合わせて今試合初となる3者凡退に打ち取ると、7回裏に2死3塁から緒方理貢選手が適時打を放ち、スコアを5対3とする。8回表は、松本裕樹投手が無失点に抑えると、2点リードの最終9回表はオスナ投手が3者凡退で試合を締めた。
勝利した福岡ソフトバンクは、今季初の同一カード3連勝。牧原選手が3安打をマークしている。一方、敗れた千葉ロッテは先発・小島和哉投手が4回63球6安打1四球3奪三振2失点の内容。リリーフ陣の失点も重なり、粘りきることができず。なお、打線は池田来翔選手が3安打、ソト選手が2安打3打点を記録した。
123456789 計
ロ 000201000 3
ソ 00021110X 5
ロ 小島和哉-木村優人-●小野郁-菊地吏玖
ソ 前田純-尾形崇斗-○藤井皓哉-杉山一樹-松本裕樹-Sオスナ
文・横山蒼
福岡ソフトバンクが今季初の同一カード3連勝 廣瀬隆太が決勝打
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2025.5.4(日) 16:21
