“忍者走塁”が高評価! 古田敦也が語るヘッドスライディングのトレンド

パ・リーグ インサイト

2025.12.23(火) 15:00

「ファインプレー審議委員会」に出演した古田敦也さん【写真:パ・リーグインサイト撮影】
「ファインプレー審議委員会」に出演した古田敦也さん【写真:パ・リーグインサイト撮影】

 パーソル パ・リーグTV公式YouTubeにて、フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】との第2弾コラボ動画を公開中だ。今年5月に公開されたコラボ動画の大きな反響を受けて実現した第2弾。今回も、前回に引き続き「ファインプレー審議委員会」と題して、2025シーズンのパ・リーグのプレー映像をもとに、一般的にファインプレーとされるプレーが、守備の名手たちから見て“真のファインプレー”であるか、厳しく審議している。

 5名の“審議委員”それぞれが、各プレーを0〜3点で評価し、合計得点で「NOTファインプレー」(0〜8点)「ファインプレー」(9〜11点)「スーパーファインプレー」(12〜15点)を判定する同企画。走塁編では、福岡ソフトバンク・ダウンズ選手のプレーが唯一「スーパーファインプレー」に認定。そのプレーに関連し、タッチプレー時のヘッドスライディングについて古田敦也さんが解説した。

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 当該プレーは7月5日の福岡ソフトバンク対埼玉西武、4回裏無死走者なしの場面。相手先発・今井達也投手の4球目を左中間へ弾き返したダウンズ選手は2塁を狙った。中堅手・西川愛也選手の返球により一度はアウトと判定されたが、福岡ソフトバンク側がリクエストを要求。リプレー検証の結果、ダウンズ選手はタッチを避けながら右手でベースを触っており、判定がセーフに覆った。

 まるで忍者のようなヘッドスライディングは計12点を獲得した。岡田幸文さんは「まずはワンヒットで2つ目(2塁)をいく姿勢ですよね。あとは身体能力だと思います。多分日本人ではできないかなと」と外国人選手ならではの身体能力の高さも評価。

 さらに古田さんは、リクエスト制度導入後のヘッドスライディングのトレンドとして「最近は胸を上げながらボードに乗るような感じ」と、タッチをかわして片手でベースを狙う動きを挙げた。また、守備側の動きについては「腕にタッチしようとすると今みたいなプレーになる(避けられてしまう)から、ボディにタッチした方がいいんじゃないか」と見解を述べた。

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 収録後、古田さんは「一見ファインプレーに見えるものを、それは本当にファインプレーなのか、 厳しい目で見ていくという企画ですが、今回は我々ベテランのなかに、若い方たちが入ってきてくれました。若い方と我々では見方もかなり違うので、非常におもしろく勉強になることもありましたし、楽しかったです」と笑顔。

 そして、視聴者のみなさんには「僕たちも目が肥えているので、ギリギリのプレーなのか、それともちょっと余裕があったプレーなのか、それに加えて“余裕があったのに、余裕がないふりしてるよね”というところまで、審査してますからね(笑)。ファンの方もそういう厳しい目で見てくだされば、またおもしろいのかなと思います!」と呼びかけた。

 パーソル パ・リーグTV公式YouTubeと、フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】の第2弾コラボ動画は、各チャンネルにて計8本公開している。

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