石川歩が先発復帰後4連勝。千葉ロッテが埼玉西武戦の連敗を「8」でストップ

パ・リーグ インサイト

2019.9.16(月) 16:33

千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月16日、メットライフドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第24回戦は、9対3で千葉ロッテが勝利。埼玉西武戦の連敗を8で止めた。

 埼玉西武は2回裏、中村剛也選手、外崎修汰選手の連打で好機を得ると、6番・山川穂高選手が千葉ロッテ先発の石川歩投手から適時二塁打を放ち、2点を先制する。

 2点を追う千葉ロッテは、中盤に反撃に出た。5回表、9番・藤岡裕大選手が埼玉西武先発の本田圭佑投手の投じた初球を振りぬき、打球はそのまま右翼席へ。2号ソロで1点差に迫ると、6回表にはマーティン選手、井上晴哉選手の連打などで無死満塁とし、清田育宏選手、田村龍弘選手、荻野貴司選手、マーティン選手の適時打でこの回一挙6得点。打者一巡の猛攻で7対2と逆転に成功した。
 
 援護を受けた石川投手は、7回裏に森友哉選手の適時打で1点を返されるものの、7回を3失点にまとめる好投を披露。8回裏は2番手の田中靖洋投手がピンチを背負いながらも無失点で切り抜けると、9回表には清田選手の2点適時二塁打で9対3と埼玉西武を突き放した。6点リードの9回裏はチェン投手が走者を背負いながらも無失点に抑え、試合終了。

 勝利した千葉ロッテは、先発の石川投手が7回8安打3失点の好投で先発復帰後負けなしの4連勝。打線も6回に一挙6得点を挙げ、好投に応えた。敗れた埼玉西武は、先発した本田投手が6回途中6失点と崩れ、打線も12安打ながら3得点とつながりを欠いた。

文・粟盛優佳

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