田村龍弘がサヨナラ2ラン! 千葉ロッテが北海道日本ハムに連勝で3位と0差

パ・リーグ インサイト

2019.9.4(水) 21:38

千葉ロッテマリーンズ・田村龍弘選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・田村龍弘選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月4日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第22回戦は、4対2で千葉ロッテがサヨナラ勝利。9回2死から田村龍弘選手が劇的な一発を放ち、カード2連戦を連勝で終えた。

 先制したのは北海道日本ハム。2回表、5番・近藤健介選手の四球、横尾俊建選手の内野安打でチャンスを作ると、清水優心選手、平沼翔太選手の連続タイムリーで2点を先制。千葉ロッテ先発の小島和哉投手を捉え、2点を先行した。

 北海道日本ハム先発の加藤貴之投手は、千葉ロッテを5回まで無失点に抑える快投を披露。対する千葉ロッテの小島投手は、3回以降は的を絞らせず6回まで追加点を許さない投球を見せる。すると打線が6回裏に井上晴哉選手の24号ソロで1点を返し、1点差で終盤の攻防へ。

 追う千葉ロッテは8回裏、敵失と鈴木大地選手の安打で1,3塁の好機を得ると、マーティン選手の内野ゴロの間に同点に。9回表を守護神の益田直也投手が無失点でつなぐと、9回裏に劇的な展開が待っていた。

 9回裏、1死から代打の藤岡裕大選手が中安打で出塁すると、続くレアード選手は三振に倒れ、打席には田村龍弘選手。北海道日本ハムの守護神・秋吉亮投手が投じた2球目を振り抜くと、高々と上がった打球はそのまま左翼席に飛び込むサヨナラの3号2ランとなり試合終了。

 勝利した千葉ロッテは、先発の小島投手が6回6安打5奪三振2失点の力投。後を託された田中靖洋投手、酒居知史投手、益田投手が無失点でつなぎ、サヨナラ勝利につなげた。なお、井上選手の本塁打で、チーム本塁打数が1992年の千葉移転後、シーズン最多記録となる146本に到達した。

 敗れた北海道日本ハムは、先発した加藤投手が5回2安打7奪三振無失点の好投も、8回裏に守備の乱れからリズムを崩し、まさかのサヨナラ負け。8連敗を喫した。8回裏に登板した宮西尚生投手はパ・リーグ新記録となる12年連続50試合登板を達成した。

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