種市篤暉が8回8奪三振の好投。千葉ロッテが首位・福岡ソフトバンクをスイープ

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2019.8.25(日) 20:45

千葉ロッテマリーンズ・種市篤暉投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・種市篤暉投手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月25日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの21回戦は4対3で千葉ロッテが勝利。先発の種市篤暉投手が好投を見せ、首位・福岡ソフトバンクに3連勝を飾った。

 同一カード3連勝を狙う千葉ロッテは2回裏、福岡ソフトバンク先発の武田翔太投手から先手を取った。23日の試合で本塁打を放ち、福岡ソフトバンク戦で4割半ばの打率を残す井上晴哉選手が先頭で打席に入る。3球目の高めの真っすぐをコンパクトに振りぬくと、打球はバックスクリーンに飛び込む22号ソロに。主砲の一振りで先制点を挙げた。

 千葉ロッテ先発の種市篤暉投手は、初回に2三振を奪ってリズムに乗ると、5回までに6奪三振の快投を披露。7回表にピンチを招き、中村晃選手の内野ゴロの間に同点に追いつかれたが、その裏に打線が援護した。

 7回裏、中村奨吾選手が死球で出塁すると、暴投などで1死3塁のチャンスを作る。ここで代打・清田育宏選手の投ゴロの間に中村選手が生還。続く、柿沼友哉選手の死球、荻野貴司選手の右前打で、2死1,3塁と追加点の好機を得ると、鈴木大地選手が2点適時打を放ち、3点を勝ち越した。

 8回もマウンドに上がった種市投手は、先頭の牧原大成選手に3号ソロを浴び、2点差とされたが、それ以上の追撃は許さず。9回表は、益田直也投手が牧原選手の適時打で1点を返され、2死満塁とされるも、最後は明石健志選手を投ゴロに打ち取り、4対3で試合終了。

 勝利した千葉ロッテは、先発した種市投手が8回4安打8奪三振2失点(自責1)の好投で、チームトップの7勝目。打線も終盤につながり、カード3連勝を飾った。敗れた福岡ソフトバンクは、終盤に反撃するもあと一歩及ばず、同一カード3連敗を喫した。

文・鈴木海斗

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