8月17日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の18回戦は、看板の強力打線が爆発した埼玉西武が13対8で勝利した。
2回表、埼玉西武が福岡ソフトバンクの先発・千賀滉大投手を相手に猛攻を仕掛ける。山川穂高選手の適時打で先制すると、その後も攻撃の手を緩めず、秋山翔吾選手の押し出し死球、源田壮亮選手と中村剛也選手の適時打で5点を追加。さらに、2死1,2塁から栗山巧選手に「打った瞬間、ホームランの手ごたえでした!」という豪快な3ランが飛び出し、一挙に9点を挙げて相手のエースを攻略した。
埼玉西武は4回表にも2点を加え、6回表には中村選手の22号2ランでさらに加点。13点の大量援護を手にした埼玉西武の先発・高橋光成投手は快調に飛ばしていき、7回まで無失点と福岡ソフトバンク打線を手玉に取った。
意地を見せたい福岡ソフトバンクも8回裏に反撃を見せ、今宮健太選手のソロ、周東佑京選手の適時打、明石健志選手の3ランで6点を奪って高橋光成投手をノックアウト。9回にも牧原大成選手の適時打と長谷川勇也選手の犠飛で2点を返すが、序盤の大量失点を挽回するには至らず。埼玉西武が13対8で乱打戦を制している。
埼玉西武は打線が13安打13得点とその迫力を存分に発揮し、首位と2位の直接対決で幸先よく初戦を制した。敗れた福岡ソフトバンクは、エースの千賀投手が3回9失点とまさかの大乱調。「序盤から試合を壊してしまい、チームに申し訳ないという気持ちしかありません」と、短いコメントの中に悔しさをにじませていた。
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