7月10日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第14回戦は、5対0で千葉ロッテが勝利。6投手のリレーで完封し、前半戦最終カードで勝ち越しを飾った。
千葉ロッテ先発の唐川侑己投手は、2死から近藤健介選手に四球を与えるが、続く中田翔選手を中飛に打ち取り、オープナーとしての役割を果たした。
千葉ロッテは2回裏、敵失策から走者を3塁へ進め、角中勝也選手の犠飛で1点を先取。2回表から登板しているチェン投手が4回まで3イニングを無失点でつなぐと、4回裏に打線が援護。2死から清田育宏選手、角中選手、井上晴哉選手の3連打で2点を追加し、3対0とリードを広げた。
千葉ロッテは5回裏、レアード選手の2点タイムリーで5対0とリードを広げると、5回表から登板している石川歩投手が、走者を出しながらも2イニングを無失点でしのぐ粘投を披露。7回表を松永昂大投手、8回表を田中靖洋投手がそれぞれ3者凡退に抑え、9回表は益田直也投手が3者凡退で締め、試合終了。
千葉ロッテは小刻みな継投で北海道日本ハムに的を絞らせず完封勝利。2番手チェン投手は3回を1安打無失点で抑え、今季初勝利を手にした。打線は序盤、中盤の好機で着実に点差を広げ、カード勝ち越しを決めた。
敗れた北海道日本ハムは、先発した村田透投手が3.1回4安打3失点(自責1)と苦しみ、後を託されたリリーフ陣も踏ん張ることができず。打線も千葉ロッテ投手陣に翻弄され、前半戦最後の試合で黒星を喫した。
記事提供: