7月16日、パ・リーグ球団主催のファーム公式戦4試合が行われる。

ドラ5ルーキー・吉納翼は初昇格を目指す

　森林どりスタジアム泉では12時からイースタン・リーグ公式戦、東北楽天対横浜DeNA12回戦が行われる。

【今季対戦成績】東北楽天（5位）対横浜DeNA（6位）5勝6敗

　東北楽天のドラフト5位ルーキー・吉納翼選手は、15日の試合で6月28日以来となる複数安打をマーク。ここまで63試合に出場し打率.228、2本塁打の成績を残している。同期の宗山塁選手や中込陽翔投手が一軍で活躍するなか、吉納選手も一軍初昇格となるか。

茶谷健太は復調なるか　平沢大河は前カードで本塁打

　ロッテ浦和球場では12時からイースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対埼玉西武13回戦が行われる。

【今季対戦成績】千葉ロッテ（1位）対埼玉西武（3位）6勝5敗1分

　千葉ロッテは先月下旬から11連勝も、連勝が止まってから現在3連敗中だ。7日に出場選手登録を抹消された茶谷健太選手は、ファーム合流から2試合連続で複数安打を記録したが、前のカードの東北楽天3連戦では無安打だった。再昇格へ結果を残したいところ。

　対する埼玉西武は前のカードでオイシックス新潟に3連勝。その3連戦で平沢大河選手は7号2ランを放つなど計3安打4打点と活躍した。この好調をキープできるか。

有薗直輝の一発に期待

　ファイターズ鎌ケ谷スタジアムでは13時からイースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対東京ヤクルト11回戦が行われる。

【今季対戦成績】北海道日本ハム（4位）対東京ヤクルト（8位）7勝3敗

　北海道日本ハムの有薗直輝選手は、ここまでリーグトップの12本塁打をマークしているが、6月以降は2本のみにとどまっている。持ち味である長打力でアピールを続け、再び一軍昇格の機会を待つ。

秋広優人と茶野篤政は一軍再昇格へ

　タマホームスタジアム筑後では17時からウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対オリックス21回戦が行われる。

【今季対戦成績】福岡ソフトバンク（2位）対オリックス（3位）9勝9敗2分

　福岡ソフトバンクの秋広優人選手は、ファームで7試合に出場して打率.273の成績。前試合では先制の犠飛を放っている。このまま好調を維持し、早期の一軍再昇格なるか。対するオリックスは、茶野篤政選手が登録抹消後のファーム5試合で、11打数2安打と苦戦。昇格前は、11試合連続安打をマークするなど好調だっただけに、復調の糸口をつかみたい。

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