9月15日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の第23回戦は、12対5で北海道日本ハムが勝利した。
先発の柴田獅子選手は3回表、三塁打から2、3塁とピンチを広げ、犠打野選と犠飛の間に2点を先制される。しかし打線は直後に無死満塁から水谷瞬選手の適時打などで同点に。柴田選手は自身最長の3.2回を投げ2安打2失点で降板した。
4回途中からマウンドに上がった宮西尚生投手だったが、セデーニョ選手の5号ソロを被弾。5回表は今季初登板となった畔柳亨丞投手が1イニングを無失点でつなぎ、6回表も金村尚真投手が3人で終えた。
すると6回裏、レイエス選手の31号ソロで同点とし、なおも1死満塁から相手失策で2点を勝ち越し。これで完全に流れをつかんだ打線は水谷選手の適時内野安打、淺間大基選手の2号3ランでこの回7得点。続く7回裏には代打・万波中正選手にダメ押しの20号3ランが生まれ、12対3とした。
9回表に杉浦稔大投手が西川愛也選手の10号2ランを浴びたが、大差は変わらず試合終了。勝利した北海道日本ハムは一発攻勢で3連勝とした。先発・柴田選手は自身最長3.2回を2安打2失点の内容。昇格即スタメンの淺間選手が本塁打含む2安打を記録している。
敗れた埼玉西武は、先発・與座海人投手が6回途中7安打5失点(自責点2)、6回裏の被弾とその後招いたピンチが悔やまれる形となった。打線も11安打を放ちながらチャンスにあと一本が出ず。セデーニョ選手はこの4連戦で3本塁打、西川選手はキャリア初の2桁本塁打とした。
123456789 計
西 002100002 5
日 00200730X 12
西 ●與座海人-黒木優太-青山美夏人-浜屋将太
日 柴田獅子-宮西尚生-畔柳亨丞-○金村尚真-玉井大翔-杉浦稔大
文・丹羽海凪
一発攻勢で北海道日本ハム3連勝 万波中正が2年ぶり20号到達
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2025.9.15(月) 16:46
