8月11日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第18回戦は、5対3でオリックスが勝利した。
オリックスの先発・寺西成騎投手は初回、1死から西川史礁選手に二塁打を浴びたが、高部瑛斗選手を空振り三振に仕留めると、けん制アウトを奪って切り抜ける。2回裏にも、四球と安打で2死1、3塁としたが、後続を空振り三振とし、3回裏は3者凡退に抑えた。
打線は4回表、1死から西野真弘選手が安打を放つと、太田椋選手の適時二塁打で先制に成功。先制した直後の4回裏、寺西投手が、1死3塁から池田来翔選手の犠飛で同点とされるも、6回表、杉本裕太郎選手の四球と西野選手と太田選手の連打で無死満塁とし、押し出し四球で1点を勝ち越した。なおも無死満塁から、大里昂生選手が適時打を放ち、2点のリードを奪う。
寺西投手は6回裏、西川選手の二塁打と四球で2死1、2塁とし、安田尚憲選手の適時打で1点を返されたところで、マウンドを降りた。2死1、3塁で登板した2番手・山岡泰輔投手は、投ゴロで火消しに成功。7回裏からは、岩嵜翔投手とペルドモ投手がそれぞれ1イニングを3者凡退に抑えたが、9回裏、マチャド投手が、2死1、3塁から、小川龍成選手に適時打を浴び、同点とされた。
それでも10回表、先頭・渡部遼人選手の死球と西野選手の犠打で1死2塁とし、太田選手の7号2ランで勝ち越しに成功する。最終10回裏は、才木海翔投手が1死3塁としたが、後続を2者連続三振に打ち取って試合終了。
勝利したオリックスは先発・寺西投手が5.2回81球6安打2四球4奪三振2失点の粘投を披露し、才木投手はプロ初セーブを挙げた。打線は太田選手が先制打と勝ち越し本塁打を放つなど、計11安打5得点で連勝している。一方敗れた千葉ロッテは、先発・ボス投手が5回92球6安打1死球5奪三振1失点で試合をつくったが、リリーフ陣が粘り切れず。打線は西川選手が二塁打を2本放ったほか、安田選手が適時打を含む2安打1打点をマークするなど、計9安打3得点も、あと1歩及ばなかった。
12345678910 計
オ 0001020002 5
ロ 0001010010 3
オ 寺西成騎-山岡泰輔-岩嵜翔-ペルドモ-○マチャド-S才木海翔
ロ ボス-小野郁-澤田圭佑-廣池康志郎-横山陸人-●高野脩汰-中村稔弥
文・丹羽里歩子
太田椋が勝ち越し2ラン&才木海翔はプロ初セーブ オリックスカード勝ち越し
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2025.8.11(月) 21:05
