2022年のパ・リーグで、60試合以上に登板した投手は3名存在
投手分業が進んだ現代野球においては、リリーフ投手の稼働率も重要となりつつある。実際、2022年のパ・リーグにおいて、70試合以上に登板した投手は一人もいなかった。新型コロナウイルスの影響で離脱する投手が多かったこともあるが、この数字は、各球団が特定の投手に負担が偏らないマネジメントを意識していたことの表れでもあるだろう。
そんな中で、2022年シーズンに年間60試合以上に登板した投手は、平良海馬投手、水上由伸投手、西口直人投手の3名。そこで、今回はパ・リーグにおいて60試合以上に登板した投手たちが、翌年にどのような成績を残したかを見ていきたい。
具体的には、60試合以上に登板した投手が一人もいなかった2020年を除く、直近の6シーズンにおける実際の数字をもとに、フル回転の活躍による疲労が翌年の成績に影響を及ぼすのかについて確認する。