
オリックス・宗佑磨内野手(29)のバットが止まらない。0―0の3回1死二塁。フルカウントから石川柊の6球目の直球を捉え、左翼フェンス直撃の先制二塁打。5回には、初回に続いて右前へ運び、二盗も決めた。猛打賞の大暴れに「気合です。タイミングがしっかりと合っている」と充実感をにじませた。
昨季は5月1日から不振で1か月半、ファーム暮らしを経験。21年から3年連続で三塁手としてベストナインとゴールデン・グラブ賞を獲得も「僕は他の人と違って、レギュラーではない」と危機感は強い。「守備は大事だけど、その人を判断されるのは打撃」。オープン戦は6試合で打率5割7分1厘と、熱い気持ちは結果にも表れている。
岸田監督は「打球も昨年より全然強い。目の色を変えてやってくれている」と、納得の表情。3年ぶりの覇権奪回へ、12年目での進化は欠かせない。(南部 俊太)