ロッテ・高野脩汰「まっすぐ、フォークは去年同様調子が良い」。シーズンに向け「しっかり序盤からいいところで投げさせてもらえるように」

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ブルペンで投球練習したロッテ・高野脩汰(撮影=岩下雄太)
ブルペンで投球練習したロッテ・高野脩汰(撮影=岩下雄太)

 昨季37試合に登板して15ホールド、防御率1.84と抜群の安定感を誇ったロッテ・高野脩汰は、ここまで対外試合5試合・6イニングを投げ、6被安打、6奪三振、無失点に抑えている。

 今季に向けてシーズンオフは「去年ずっと調子が良かったので、調子を維持しながら取り組むこともそうなんですけど、反って投げる投げ方、腹圧が抜けてこそといっていたところを、腹圧を高めた中での反り。反る中でも力を出す感じの感覚を出すために、ピラティスとかを取り組みながら、腹圧を高めた中で動くことを重点的に取り組みました」と明かした。

 昨季はリリーフを務めたが、開幕前は先発調整していた。このオフは「自分はどっちでもできる用意はしていて、リリーフと言われているんですけど、去年も覆ったのもありますし、どっちになってもいけるような準備をしてやっているつもりです」と先発、リリーフどちらでも対応できる準備をしてきた。

 またmシーズンオフはイベント出演も多かったが、「日中練習して、夜に参加してという感じだったので、練習量は変わらずにやれました」と変わらず練習量を確保できた。

 2月1日に都城春季キャンプが始まってからは、初日に早速ブルペン入りし、2月10日にはライブBPに初登板。中村奨吾、植田将太を相手に合計20球を投げ込み、安打性のあたりを2本に抑えた。

 2月15日のヤクルトとの練習試合で対外試合今季初登板を果たした。気になったのは2月25日のオリックス戦。同戦の4回に太田椋に低めのフォークを続けるも見極められていた。フォークは、去年に比べて相手打者の反応が変わってきたと感じたりするのだろうかーー。

 「対策している感じは思っていなくて、自分の投げ感も色々探っている中での見逃し、空振りだったりするので、全然効かないなというのは思っていないです」。

 3月5日の楽天とのオープン戦、1-0の5回先頭の浅村栄斗を2ストライクから空振り三振に仕留めた3球目のインコースのフォークが良かった。

 「浅村さんというすごいバッターと対戦中で3球三振に抑えられたのは大きかったです」と振り返り、「フォークを連投したなかで、しっかり2ストライクでアプローチ対応してくるバッターに空振り取れたのも、浅村さんじゃなくても良かったかなと思います」と好感触を掴んだ。

 パ・リーグ球団相手の時は昨季までと同じようにストレート、フォークが中心の投球。第3の球種スライダー、カーブも対外試合で投げてはいるが、シーズンに向けてパ・リーグ球団と対戦する際は、意図的に投げないようにしているのだろうかーー。

 「そんなことはなくて、まっすぐ、フォークで去年はずっと戦ってきたんですけど、去年続いて良くないと、まず土俵にも上がれないというか、第一にそこがしっかり通用しないと次のステップの曲がり球にならない。そこが通用するのかというのを。曲がり球を練習する以上に意識してやっています」。

 スライダーとカーブについては「悪くはないんですけど、自分のピッチングはまずまっすぐ、フォークをやった中で、練習なので、あんまり投げられていないのが現状。ここから試合もやっていく中で、もう少し練習を今までできたらいいなと思います」と話した。

 ここまで自分のやりたいこと、試したいことはできているのだろうかーー。

 「まっすぐ、フォークは去年同様調子が良いですし、そこ2つ投げていく中で、バッターの反応とかもしっかり見れながらやれています。他の曲がり球も練習は少ないですけどできているので、調整としては順調にきていると思います」。

 開幕に向けては「今は悪くないので、これを落とすことなくいきたい。開幕一軍でしっかり序盤からいいところで投げさせてもらえるように、自分の力を出すだけだなと思っています」と意気込んだ。2年連続で活躍するための準備は着々と進んでいる。

取材・文=岩下雄太

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