福岡ソフトバンク栗原、日本S初出場で犠打記録 「めちゃくちゃ緊張しました」

Full-Count 藤浦一都

2018.10.28(日) 09:11

福岡ソフトバンク・栗原陵矢※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・栗原陵矢※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

延長12回に代打で登場し一発で犠打成功「村松コーチのおかげ」

■広島 2-2 福岡ソフトバンク(27日・マツダスタジアム)

 福岡ソフトバンクの栗原陵矢捕手が、日本シリーズ初出場で見事な犠打を決めた。勝利には結びつかなかったものの、栗原にとっては貴重な体験に変わりない。

 延長12回、無死一塁で加治屋蓮の代打として打席に立った栗原。第3捕手という立場上、なかなか出番に恵まれないものの、初戦が総力戦となったことで最終回にチャンスが巡ってきた。

 中田廉投手の初球のストレートをきっちりと転がし、一塁走者の高谷裕亮捕手を得点圏へと進めた。「めちゃくちゃ緊張しました。もうわけわからなかったです」という栗原。それでも日本シリーズ初出場に「それはもちろん嬉しい」と笑顔を見せた。

 犠打については「それは村松(有人)コーチのおかげです。あれだけ毎日投げてもらっているので」と、自ら投手役をかってバント練習をつけてくれる村松コーチに感謝していた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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