パ・リーグ6球団公式ウェブマガジン「パ・リーグ インサイト」では、オフシーズンもパ・リーグをお楽しみいただけるよう、2025シーズンの印象的なプレーに動画を添えてお届け! 月曜から金曜まで各曜日ごとのテーマに沿って毎日更新中です!
月曜日・・・心に刻まれる「プロ初記録・節目の記録」特集
火曜日・・・緊迫感あふれる「完封・火消し」特集
水曜日・・・野球の華!「ホームラン」特集
木曜日・・・思わずうなる!「ファインプレー」特集
金曜日・・・劇的な幕切れ!「サヨナラ」特集
12月9日(火)のきょうは、オリックス・山崎颯一郎投手が2試合連続で見せた完ぺきな火消しを振り返ります。
絶対絶命のピンチで光った奪三振力
9月20日、福岡ソフトバンクとの21回戦。3対3と同点で迎えた8回裏、ペルドモ投手が無死満塁のピンチを招き、山崎投手がマウンドへ。まずは海野隆司選手から変化球で空振り三振を奪うと、続く野村勇選手は初球で浅い中飛に打ち取ります。最後は、周東佑京選手をストレートで見逃し三振に仕留め、起用に応える好リリーフ。チームは直後の9回表に2点を勝ち越し、山崎投手に白星が付きました。
翌日には2点リード、8回裏無死満塁と同じく緊迫した場面で登板。栗原陵矢選手を3球三振に抑え完璧な出だしを切ります。続く牧原大成選手は一邪飛に打ち取ると、代打・山川穂高選手からも見逃し三振を奪い、2試合連続で大役を果たしました。チームはそのままリードを守り抜き勝利。5回無失点と好投した先発・佐藤一磨投手の今季初勝利をアシストしました。
山崎投手は今季、序盤は失点が目立ち、28試合で2勝1敗4ホールド、防御率4.28とやや物足りない数字に。それでもシーズン終盤にかけて重要な場面を任される機会が増えました。来季、プロ10年目を迎える剛腕の完全復活に期待です。
明日12月10日(水)は、野球の華!「ホームラン」を特集予定。千葉ロッテ・山口航輝選手の1イニング2本塁打を含む4打席連続弾を振り返ります。
