パ・リーグ6球団公式ウェブマガジン「パ・リーグ インサイト」では、オフシーズンもパ・リーグをお楽しみいただけるよう、2025シーズンの印象的なプレーに動画を添えてお届け! 月曜から金曜まで各曜日ごとのテーマに沿って毎日更新中です!
月曜日・・・心に刻まれる「プロ初記録・節目の記録」特集
火曜日・・・緊迫感あふれる「完封・火消し」特集
水曜日・・・野球の華!「ホームラン」特集
木曜日・・・思わずうなる!「ファインプレー」特集
金曜日・・・劇的な幕切れ!「サヨナラ」特集
11月26日(水)のきょうは、福岡ソフトバンク・山川穂高選手が今季記録した満塁ホームランを振り返ります。
復帰後即満塁弾に有原航平の「最多勝」を手繰り寄せる一発も
今季1本目の満塁弾は、6月27日の千葉ロッテ戦。山川選手は、6月10試合で30打数5安打、打率.167と不振に陥り、6月16日に登録を抹消されます。交流戦終了後初戦の27日に一軍登録されると、「6番・指名打者」で先発出場しました。
チームは、1対1で迎えた8回表に近藤健介選手の適時打で1点を勝ち越し。山川選手はその後2死満塁で第4打席に立つと、カウント2-2から横山陸人投手が投じた5球目、低めにきた154km/hのストレートを完璧に捉えます。打球は一直線にバックスクリーンへ飛び込む10号満塁弾に。ド派手なアーチで復活を印象付けました。
2本目の満塁アーチは、8月15日の千葉ロッテ戦。1対1で迎えた7回裏2死満塁で第4打席に入った山川選手は、廣池康志郎投手の初球、外角高めのスライダーを逆らわずに打ち返すと、打球はライトスタンドへ。主砲が勝ち越し弾を放ち、7回1失点と好投した松本晴投手に白星をプレゼントしました。
最後は、レギュラーシーズン最終戦となった10月5日の千葉ロッテ戦。1対1の7回表、打線は野村勇選手の安打と四死球で2死満塁の好機を演出し、絶好の場面で山川選手が打席へ。二木康太投手が投じた2球目、外角高めのストレートを右中間方向へはじき返すと、打球は伸びてそのままライトスタンドへ着弾。有原航平投手を援護し、2年連続3度目となる最多勝受賞をアシストしました。
移籍2年目の今季は、130試合で打率.226、23本塁打、62打点と、昨季よりも成績を落としましたが、「SMBC日本シリーズ2025」ではタイ記録となる3試合連続本塁打を記録し、MVPに輝いた山川選手。プロ13年目を迎える来季の活躍にも期待が高まります。
明日11月27日(木)は、思わずうなる!「ファインプレー」特集をお届け。オリックス・宗佑磨選手が攻守で存在感を発揮した7月12日の試合を振り返ります!
