【会見一問一答】「自分でもびっくり」柳町達が宣言通りのパーソル賞獲得

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2025.10.20(月) 23:02

福岡ソフトバンクホークス・柳町達選手 ©パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・柳町達選手 ©パーソル パ・リーグTV

 10月20日、接戦を制した福岡ソフトバンクが対戦成績を4勝3敗(アドバンテージ1勝含む)とし、「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」優勝を飾った。試合後に行われた優勝記者会見には、小久保裕紀監督、柳町達選手、モイネロ投手が登壇。以下、柳町選手の一問一答。

ーー激闘を制した今の気持ち
「本当に苦しくて、長い6試合だったなと感じます」

ーーレギュラーシーズンにはない苦しさがあったか
「緊迫した場面が続きますし、打たれてもダメですし、自分も打たなければいけないという場面が多いなか、6試合もこなしたので、すごくタフな試合だったなと感じます」

ーー2年連続のパーソル CS パ突破。昨年との違い
「去年は1試合も出場できませんでしたが、今年は全部出場できたので、そのなかで突破できたのはすごくうれしいです」

ーー負ければ終わりという戦い。試合前の心境
「正直、不安でいっぱいだったんですけど、監督の言葉やコーチ陣のみなさんの声掛けのおかげで、いいコンディション、いいメンタル状態で試合に臨めたと思います」

ーー選手同士でかけあった言葉
「あと1試合、やるしかないというみんなの言葉でお互いを奮い立たせていました」

ーー近藤健介選手からのメッセージは
「昨日の試合後にロッカーで栗さん(栗原陵矢選手)が電話していたと思いますが、なんとか突破してくれという言葉をかけてくれました」

ーー6試合で打率.417。ファンが選ぶパーソル賞も受賞
「前日会見でパーソル賞をとりたいという発言通りの結果になって、自分もびっくりしていますけど、うれしいです」

ーー4試合連続の複数安打もあったが、好調の要因は
「まずは打つべき球をしっかり捉えられたのが一番の要因かなと思います」

ーー好不調の波があった中で、このタイミングで好調
「シーズン終盤、9月から感覚が良かったので、そのいい感覚がパーソル CS パまで続けられたのが要因だったと思います」

ーー苦しいなかでも短期決戦を勝ち抜いたチームの強さはどこに
「勝ち上がれたというのは投手陣の頑張りがあったからこそだと思っています。野手陣がなかなか点がとれずに苦しいなかでも、自分のやるべきことに集中して、その結果、(川瀬)晃もタイムリーを打ったと思いますし、山川(穂高)さんのサヨナラもギータさん(柳田悠岐)の3ランもあった。自分のできることをやったからこそ、接戦をものにできたのだと思います」

ーーベテラン選手の活躍もチームにとて大きかった
「頼りになる先輩たちばかりで、僕たちもそこに負けないように頑張っていかなきゃなと思わせてくれる先輩たちで、頼もしいです」

ーー北海道日本ハムはどういう存在
「投手陣が安定していますし、パワーピッチャーがたくさんいて。その投手陣を軸に打者陣も素晴らしい攻撃力、そして戦略面としても何をしてくるかわからないという小技もできるチームで、すごく強いチームだなと改めて感じました」

ーー阪神の印象
「僕もあまり観ていないのですが、安定した投手陣と強力なクリーンナップの印象があります」

ーー日本シリーズではどんな活躍をしたいか
「ファイナルステージではヒットは打ったんですけど、タイムリーが少なかったので、日本シリーズでは大事な場面でしっかり打てるような活躍をしたいと思います」

ーーファンへメッセージ
「ファンのみなさんの声援のおかげで、苦しい戦いをなんとか乗り切ることができましたし、今日の9回表の守備のときは1ストライクごとの声援がすごくて。鳥肌が立つくらいの声援だったので、もう一度日本シリーズの舞台で、僕たちに勇気をくれるような声援をよろしくお願いします」

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