10月20日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第6戦は、2対1で福岡ソフトバンクが勝利。アドバンテージを含めて4勝3敗となり、2年連続の日本シリーズ進出を決めた。
福岡ソフトバンクは3回裏、1死から海野隆司選手、牧原大成選手の連打で1死1、2塁の好機をつくると、周東佑京選手の内野ゴロに悪送球が絡み、1点を先制する。モイネロ投手は直後の4回表に矢澤宏太選手、郡司裕也選手の二塁打で同点に追い付かれたが、続くピンチはしのぎ、5回表は3者凡退に抑えた。
すると5回裏、山川穂高選手の四球、牧原大選手、周東選手の連打で2死満塁とし、川瀬晃選手の適時打で勝ち越しに成功。モイネロ投手は6回、7回を無失点でつなぎ、7回93球3安打2四死球6奪三振1失点でマウンドを降りた。
8回表は松本裕樹投手が3者凡退に抑え、9回表は守護神・杉山一樹投手がマウンドへ。3番・レイエス選手から始まる中軸を完璧に抑え、2対1で試合は終了した。打線が前半の好機を生かして2得点、投手陣も1失点リレーでつなぎ、「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」優勝を果たした。
敗れた北海道日本ハムは、先発の達孝太投手が5.2回6安打2四死球6奪三振2失点(自責点1)の内容。リリーフ陣も好投を見せたが、打線が3安打1得点に終わり、9年ぶりの日本シリーズ進出は叶わなかった。
123456789 計
日 000100000 1
ソ 00101000X 2
日 ●達孝太-玉井大翔-上原健太-齋藤友貴哉
ソ ○モイネロ-松本裕樹-S杉山一樹
文・東海林諒平
中4日のモイネロが7回1失点 福岡ソフトバンクが2年連続の日本シリーズ進出
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2025.10.20(月) 20:47
