9月26日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第25回戦は、8対5で北海道日本ハムが勝利。

　北海道日本ハムの先発は加藤貴之投手。初回、西川愛也選手の三塁打と内野ゴロの間に先制点を奪われると、さらに2死2、3塁からセデーニョ選手に2点適時打を浴び、3点を失う立ち上がり。打線が逆転に成功した直後の3回裏にも、渡部聖弥選手に11号ソロを被弾する苦しい投球となった。

　打線は3点ビハインドの2回表、2死1、2塁から田宮裕涼選手が適時打を放ち1点を返す。3回表にも1死満塁から清宮幸太郎選手と石井一成選手の連続適時打で3点を奪い、相手先発・篠原響投手を攻略。同点で迎えた5回表には、水野達稀選手がバックスクリーンに飛び込む2試合連続の7号3ランで勝ち越しに成功した。

　6回表にもレイエス選手の犠飛で1点を追加。2番手・畔柳亨丞投手は6回裏にネビン選手の19号ソロを被弾したが、7回からは玉井大翔投手、齋藤友貴哉投手、田中正義投手の継投で逃げ切り、8対5で勝利した。加藤投手は5回68球5安打1四球4失点も援護に恵まれ9勝目。清宮幸選手が3安打2打点、水野選手が決勝弾含む2安打3打点を記録した。

　敗れた埼玉西武は、ルーキー・篠原投手が2.1回8安打4失点の内容。課題の残る登板とはなったが、最速153km/hをマークするなど才能の片りんを見せた。6番手・中村祐太投手は、8回表に3者連続三振を奪うなど、2回4奪三振無失点の好リリーフ。打線では、セデーニョ選手が3安打、渡部聖選手、ネビン選手に本塁打が飛び出した。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０１３０３１０００ ８
西 ３０１００１０００ ５

日 ○加藤貴之-畔柳亨丞-玉井大翔-齋藤友貴哉-S田中正義
西 篠原響-浜屋将太-●糸川亮太-黒木優太-ウィンゲンター-中村祐太

文・中川晴一

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