7月26日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第13回戦は、3対2で東北楽天が勝利した。

　打線は3回裏、四球と中島大輔選手の安打などで無死1、3塁から、小深田大翔選手の犠飛で先制。4回裏には宗山塁選手の3号ソロで追加点を挙げた。先発・ヤフーレ投手は、初回を3者凡退に抑えると、6回まで散発2安打の投球を見せる。

　7回表、ヤフーレ投手は先頭に二塁打を浴び、1死2塁としたところで降板。後を受けた加治屋蓮投手は安打でピンチを広げたが、1死1、3塁の場面で登板した3番手・鈴木翔天投手が後続を断つ。8回表は西口直人投手が先頭に二塁打を浴びながらも無失点、8回裏には宗山選手の犠飛で1点を追加する。

　9回表は則本昂大投手が古賀悠斗選手の2号2ランで1点差に詰め寄られるも、3対2で逃げ切った。勝利した東北楽天は先発・ヤフーレ投手が6.1回89球3安打1四球7奪三振無失点の好投を披露し、今季2勝目を挙げている。打線は中島選手、黒川選手、辰己選手がマルチ安打、宗山選手はソロ本塁打含む2打点を記録。

　一方敗れた埼玉西武は先発・與座海人投手が4回77球4安打3四死球0奪三振2失点と粘り切れず。打線は長谷川信哉選手が3安打をマークしたほか、25日に支配下登録された育成2位ルーキー・佐藤太陽選手が「9番・二塁手」としてスタメン入りしプロ初出場を果たしている。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ００００００００２ ２
楽 ００１１０００１Ｘ ３

西 ●與座海人-佐々木健-羽田慎之介-中村祐太-ボー・タカハシ
楽 ○ヤフーレ-加治屋蓮-鈴木翔天-西口直人-S則本昂大

文・丹羽里歩子

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