【ファーム】平良竜哉は延長戦で2点適時二塁打 東北楽天が接戦を制す

パ・リーグ インサイト

2025.7.11(金) 16:37

東北楽天ゴールデンイーグルス・平良竜哉選手©パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・平良竜哉選手©パーソル パ・リーグTV

 7月11日、ロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対東北楽天15回戦は、6対3で東北楽天が勝利。

 東北楽天は2回表、島内宏明選手が左中間へ大きなフライを打ち上げる。レフトのアセベド選手が落球する間に、打った島内選手は2塁まで到達する。その後1死1、2塁とし、水上桂選手の適時打で先制する。

 先発のドラフト2位ルーキー・德山一翔投手は初回、いきなり連続四球を与えるも、3番・高部瑛斗選手を見逃し三振に仕留めるなどピンチを脱する。2回裏は1死1、3塁から併殺打で切り抜ける。この日は4回を投げ、3安打2奪三振4四球と毎回走者を出しながらも、無失点でふんばった。

 5回から継投に入った東北楽天だが、7回裏にルーキーの中込陽翔投手が山口航輝選手に同点ソロを被弾。直後の8回表、3四球で塁を埋めると、2死から島内選手が2点適時打を放ち、3対1と勝ち越しに成功する。ところが8回裏、日當直喜投手が同点2ランを打たれ、試合は延長戦に突入。

 3対3の延長10回表、平良竜哉選手がレフト線へ2点適時二塁打を放つなど、3得点しリードを奪う。その裏、無死1、2塁の場面を泰勝利投手が抑え、逃げ切った。

 延長戦を制した東北楽天は連敗ストップ。泰勝利投手はイースタントップの23セーブ目を挙げた。敗れた千葉ロッテは、連勝が11で止まった。上田選手と大下誠一郎選手は2安打。代打で出場した育成ルーキーの谷村剛選手に1号2ランが出ている。

  12345678910  計
楽 0100000203  6
ロ 0000001200X 3

楽 德山一翔-柴田大地-小孫竜二-中込陽翔-日當直喜-○津留崎大成-S泰勝利
ロ 二木康太-ゲレーロ-西村天裕-岩下大輝-坂本光士郎-澤村拓一-●廣畑敦也

文・菊地綾子

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