7月11日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対阪神11回戦は、2対1でオリックスがサヨナラ勝利。
オリックスはドラフト3位ルーキーの山口廉王投手がファーム公式戦で初先発となった。初回、先頭打者を1球目で打ち取るなど、わずか9球で3者凡退と上々の立ち上がり。しかし2回表、井上広大選手の四球と木浪聖也選手の安打で無死1、2塁。続く小野寺暖選手を併殺打に仕留めたが、2死3塁からアルナエス選手に先制の適時打を許してしまう。
3回表、2死から連続四球を出すも、最後は井上選手を内野ゴロに打ち取って、追加点を与えず。3回2安打3四球1失点で交代となった。4回からは2番手・宮國凌空投手が登板。6回表、2死1、2塁を切り抜けるなど、4回1安打4奪三振2四球無失点と阪神打線を抑える。
一方打線は阪神・ビーズリー投手を打ち崩せず。相手投手が代わった7回裏、先頭の横山聖哉選手の安打と2つの四球で1死満塁のチャンスをつくり、遠藤成選手の併殺崩れの間に同点に追い付いた。
延長10回裏、遠藤選手の安打などで2死満塁から、宜保翔選手がファーストへ鋭い打球を放ち、3塁走者がサヨナラのホームを踏んだ。オリックスは連敗が3でストップ。勝利投手は延長10回表を抑えた権田琉成投手で3勝目を挙げた。
12345678910 計
神 0100000000 1
オ 0000001001X 2
神 ビーズリー-富田蓮-松原快-漆原大晟-岡留英貴-●椎葉剛
オ 山口廉王-宮國凌空-阿部翔太-山崎颯一郎-○権田琉成
文・菊地綾子
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【ファーム】オリックスが延長サヨナラ 宮國凌空は4回無失点の好救援
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2025.7.11(金) 16:24
