6月28日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第10回戦は、3対2で埼玉西武が勝利。
埼玉西武の先発は隅田知一郎投手。序盤2回は4三振を奪い順調な立ち上がりを見せるが、3回表に万波中正選手の14号ソロで先制を許す。一方の打線は相手先発・山崎福也投手の前に6回までわずか3安打。攻略の糸口をつかめず、試合は終盤へ。
7回裏、打線は2番手・齋藤友貴哉投手から長谷川信哉選手と岸潤一郎選手の連打で2死2、3塁とチャンスメイク。代わった宮西尚生投手から源田壮亮選手が四球を選びつなぐと、代打。外崎修汰選手の適時打が生まれ同点に追い付いた。
しかし8回表、隅田投手は先頭の水谷瞬選手に5号ソロを被弾。なおも2死1、3塁のピンチを背負ったが、ここは野村佑希選手を空振り三振で切り抜け、8回114球5安打1四球10奪三振2失点の内容で降板した。
すると直後の8回裏、西川愛也選手の安打などで2死1、2塁と再びチャンスをつくり、長谷川選手の適時三塁打で一気に逆転。9回表を平良海馬投手が3者凡退で締め、3対2で勝利を収めた。長谷川選手はいずれも得点に絡む2安打。隅田投手は7勝目を挙げている。
敗れた北海道日本ハムは山崎福也投手が6回3安打1四球無失点の好投も、救援陣が誤算。打線も万波選手と水谷選手に本塁打は生まれたが、5安打に終わった。
123456789 計
日 001000010 2
西 00000012X 3
日 山崎福也-齋藤友貴哉-宮西尚生-河野竜生-●玉井大翔
西 ○隅田知一郎-S平良海馬
文・丹羽海凪
長谷川信哉が逆転タイムリー! 終盤に救援攻略し埼玉西武が勝利
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2025.6.28(土) 20:53
