9月2日、ZOZOマリンスタジアムで行われている千葉ロッテと北海道日本ハムの一戦。7回表、千葉ロッテの左翼手・清田選手の守備と北海道日本ハムの三走・淺間選手の走塁により、珍しいプレーが発生した。
千葉ロッテ2点リードで迎えた7回表。北海道日本ハムは1死2,3塁の好機を作り、一打同点を狙う。ここで打席に立った1番・西川選手は左翼線に安打性の当たりを放つが、この打球に千葉ロッテの左翼手・清田選手が追い付いた。
しかしボールは一度、二度とグラブで跳ねて、清田選手は後ろ向きにファウルゾーンまで走りこむ。そしてそれを見ていた三走の淺間選手は、注意深く捕球を見届けてからタッチアップ。北海道日本ハムが犠飛で1点を返す形となる。だが直後、「タッチアップのスタートが早い」ということで、淺間選手にアウトの判定が下された。
北海道日本ハムの栗山監督はすぐさまリクエストを要求し、検証の結果判定は覆されて「セーフ」に。球場ビジョンに流れるリプレイ映像を見て「アウト」を確信した千葉ロッテ・井口監督は審判団に詰め寄るが、再度判定が変わることはなく、そのまま犠飛での得点が記録された。
なお、その後8回に北海道日本ハムが1点を加え、試合は終盤で2対2の同点に。好投した千葉ロッテ先発・種市投手の初勝利は消滅している。
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