3月30日、CAR3219フィールドで行われたイースタン・リーグ公式戦、埼玉西武対巨人2回戦は、4対5で埼玉西武が敗戦。

　先発は糸川亮太投手。初回、泉口友汰選手に1号2ランを浴び先制を許すも、2回以降は落ち着いた投球を見せる。最終的には6回5安打6奪三振2失点にまとめ、リリーフ陣へつないだ。継投に入った7回表にロペス投手が1失点するも、8回からは大曲錬投手が2イニングを無失点とする。

　一方の打線は2回裏、児玉亮涼選手の適時打で1点差に。中盤はなかなか好機を得られなかったが、8回裏に代打・渡部健人選手が安打で出塁。続く岸潤一郎選手の1号2ランで同点に追い付いた。9回裏は奥村光一選手が出塁するも、後続が倒れて延長戦へ。

　タイブレーク方式で2塁に走者を置き、10回表のマウンドに上がったのは田村伊知郎投手だったが、1死2、3塁の場面で投ゴロの処理にミスが出て2失点。10回裏には渡部健選手の安打で無死1、3塁とし、岸選手の遊ゴロの間に1点差とする。なおも1死1、2塁とチャンスは広がったが、最後は山野辺翔選手が併殺に倒れ試合終了。途中出場の岸選手が同点弾含む2安打3打点、渡部健選手、奥村選手が2安打を記録している。

　 １２３４５６７８９10 計
巨 ２０００００１００２ ５
西 ０１０００００２０１ ４

巨 又木鉄平-平内龍太-ケラー-馬場皐輔-○今村信貴
西 糸川亮太-ロペス-大曲錬-●田村伊知郎

文・丹羽海凪

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