◇福岡ソフトバンク対千葉ロッテ 第25回戦(4日・みずほPayPayドーム)
福岡ソフトバンクの栗原陵矢選手が、2021年以来3年ぶり2度目のシーズン20本塁打を達成した。
「3番・三塁手」で先発出場。大津亮介投手と中森俊介投手が好投を見せ、両軍無得点のまま迎えた6回表、前打席でレフト前へ鋭い安打を放った栗原選手は、中森投手の後を受けた唐川侑己投手を先頭打者として迎え撃った。
1ボール1ストライクから真ん中に入ったカットボールを力強く捉えると、打球は右中間のホームランテラスへ一直線。飛距離117メートルの打球は、リーグ今季5人目の20号ホームランとなった。
2022年は開幕から絶好調ながらも、直後に大けがで無念の離脱を経験するなど、多くの試練を乗り越えて迎えた今シーズン。自身初・リーグトップの40二塁打もマークするなど長打を量産しており、強力打線の中心打者の一人として4年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。
◇栗原選手 コメント
「打ったのはカットボールです。自分のスイングができました。とにかく先制のホームランになって良かったです。最終戦を勝利で飾れるように頑張ります」
文・村井幸太郎
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