8月25日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と東北楽天の第23回戦は、2対0で東北楽天が勝利し、カード勝ち越しを決めた。
東北楽天の先発・古謝樹投手は初回、2死から2者連続四球でピンチを招くも、後続を打ち取り無失点の立ち上がり。以降は4回まで安打を許さない圧巻の投球を披露する。5回裏は先頭に初安打を許したものの、後続を右飛と併殺に抑え得点を与えなかった。
ルーキーの好投に応えたい打線は4回表、2死から阿部寿樹選手の8号ソロで先制に成功。続く5回表にも安田悠馬選手、小深田大翔選手の連打などで2死1、3塁から、村林一輝選手の適時内野安打で追加点を挙げる。
6回以降はリリーフ陣が奮闘。6回裏を宋家豪投手がわずか9球で抑えると、7回裏は渡辺翔太投手が2三振を奪う。8回裏は、鈴木翔天投手が2死満塁のピンチを背負いながらも無失点でつなぐ。2点リードの9回裏は則本昂大投手が3者凡退に打ち取り、試合は終了した。
勝利した東北楽天は、先発・古謝投手が5回89球1安打3四球4奪三振無失点の好投で5勝目。打線は村林選手、阿部選手がそれぞれ2安打1打点、小深田選手も2安打をマークしている。
一方の敗れた埼玉西武は、先発・武内夏暉投手が7回105球8安打無四死球6奪三振2失点と力投したが、打線の援護に恵まれず。相手投手陣を前に散発2安打無得点に終わった。
123456789 計
楽 000110000 2
西 000000000 0
楽 ○古謝樹-宋家豪-渡辺翔太-鈴木翔天-S則本昂大
西 ●武内夏暉-甲斐野央-上田大河
文・横山蒼
関連リンク
・試合詳細/動画
・村林一輝が自身初のシーズン100安打到達
・楽天モンキーズのチアリーダーが東京ドームに来場
・暑い夏に食べたい! パ・リーグ6球場のアイス・かき氷特集
記事提供: