8月2日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と東北楽天の第16回戦は、3対2で東北楽天が勝利した。
東北楽天は2回表、鈴木大地選手の四球、茂木栄五郎選手の安打などで1死2、3塁とすると、村林一輝選手の犠飛で1点を先制。
序盤から援護を受けた先発・内星龍投手だったが3回裏、野村大樹選手の2号ソロを被弾し、同点とされる。続く4回裏には、2死2塁からガルシア選手に適時二塁打を浴びたが、5回裏は無失点に抑えて5回82球5安打1四球2奪三振2失点でマウンドを降りた。
打線は1点ビハインドの5回表、先頭・石原彪選手が安打で出塁すると、1死1塁から中島大輔選手のプロ初本塁打となる1号2ランが飛び出し、逆転に成功。6回以降は、渡辺翔太投手、藤平尚真投手、鈴木翔天投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐ。最終9回裏は、則本昂大投手が3者凡退で締め、3対2で試合終了。
勝利した東北楽天は、内投手が5勝目。また、プロ初本塁打が生まれた中島選手は、「ホームランバッターではないですけど、ホームランは打ってみたいと思っていたので、打ててうれしいです」と振り返っている。一方敗れた埼玉西武は、先発・今井達也投手が7回119球6安打2四球8奪三振3失点の粘投も、打線が中盤以降の好機を生かしきれなかった。
123456789 計
楽 010020000 3
西 001100000 2
楽 ○内星龍-渡辺翔太‐藤平尚真‐鈴木翔天‐S則本昂大
西 ●今井達也-佐藤隼輔‐松本航
文・西嶋葵
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