7月12日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第13回戦は、3対2で東北楽天が勝利した。
東北楽天の先発・早川隆久投手は初回、連打で無死1、2塁のピンチを背負うも、後続を断ち、無失点で切り抜ける。以降は走者を出す場面がありながらも要所を締め、4回表からは3イニング連続で3者凡退に抑えるなど、安定感のある投球を披露。2点の援護をもらった直後の7回表に、野村大樹選手に2点適時打を浴びたものの勝ち越しは許さず、7回102球5安打1四球4奪三振2失点でマウンドを降りた。
打線は、相手先発・武内夏暉投手の前に5回まで1安打に抑え込まれる。それでも6回裏、小深田大翔選手のセーフティバントと村林一輝選手の安打などで1死2、3塁の好機を演出すると、小郷裕哉選手の適時打で先制に成功。なおも1死1、3塁から、中島大輔選手の内野ゴロの間に1点を追加し、スコアを2対0とした。
同点とされた直後の7回裏には、浅村栄斗選手に7号ソロが飛び出し、勝ち越しに成功する。1点リードの8回表は、酒居知史投手が3者凡退に抑えると、最終9回表は則本昂大投手が締めて試合終了。3対2で勝利した東北楽天は、先発・早川投手が今季6勝目を挙げ、打線は小深田選手が2安打をマークしている。
一方敗れた埼玉西武は、先発・武内夏暉投手が7回96球6安打無四死球3奪三振3失点の内容。打線は終盤に一度は追いつくも、あと一本が出なかった。
123456789 計
西 000000200 2
楽 00000210X 3
西 ●武内夏暉-松本航
楽 ○早川隆久-酒居知史-S則本昂大
文・伊藤愛華
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