6月18日、甲子園で行われた阪神と北海道日本ハムの「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦は、1対2で北海道日本ハムが延長戦の末に敗戦。7勝10敗1分で交流戦全日程が終了した。
交流戦最終戦でプロ初登板・初先発のマウンドに上がった細野晴希投手は、阪神打線の1巡目を完璧に抑える立ち上がり。4回裏、2死から渡邉諒選手に初安打を浴びたが、続く佐藤輝明選手を左飛に打ち取る。ところが、5回裏に2四球と安打で1死満塁のピンチを招いたところで降板。後を託された宮西尚生投手が、2死から近本光司選手に先制打を浴びてしまう。
反撃したい打線は7回表、1死から万波中正選手が安打で出塁し、続く水野達稀選手が1球で犠打を決める。2死2塁の好機で、代打・清宮幸太郎選手が初球をライト前へ弾き返し、試合は振り出しに。その後は両軍ともに無得点の展開が続き、延長戦へ突入した。
10回裏は田中正義投手が3者凡退に抑えたが、11回裏に矢澤宏太投手が1死2、3塁のピンチを招き、暴投の間に3塁走者が生還。1対2でサヨナラ負けを喫した。
先発のドラ1・細野投手は、4.1回2安打2四球6奪三振1失点でデビュー登板を終えた。なお、第1打席で安打が生まれた水谷瞬選手は、打率.438で交流戦首位打者に。2015年に秋山翔吾選手が記録した打率.432を6厘上回り、歴代最高打率を更新した。
1234567891011 計
日 00000010000 1
神 00001000001X 2
日 細野晴希-宮西尚生-ザバラ-杉浦稔大-河野竜生-マーフィー-田中正義-●矢澤宏太
神 村上頌樹-石井大智-桐敷拓馬-岩崎優-漆原大晟-○島本浩也
文・高橋優奈
関連リンク
・試合詳細/動画
・北海道日本ハムOB・今浪隆博さんがプロ野球にまつわる素朴な疑問に回答
・「WE LOVE HOKKAIDO SERIES 2024」で北海道ご当地グルメフェス開催
・エスコンフィールドでキャンプイベント実施
記事提供: