愛斗のサヨナラ打で千葉ロッテ11連勝! デビュー登板の田中晴也は5回6奪三振0封

パ・リーグ インサイト

2024.6.1(土) 18:00

千葉ロッテマリーンズ・愛斗選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・愛斗選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月1日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと阪神の「日本生命セ・パ交流戦2024」第2回戦は、3対2で千葉ロッテがサヨナラ勝利を飾り、連勝を「11」に伸ばした。

 プロ初登板・初先発となった田中晴也投手は、初回に2死1、2塁を空振り三振で切り抜けると、2回以降は3イニング連続で3者凡退に。5回表には先頭・渡邉諒選手に二塁打を浴び、1死3塁のピンチを招いたが、佐藤都志也選手の好送球もあり3人で抑える。毎回三振を奪い、5回84球2安打1四球6奪三振無失点と好投した。

 打線は4回裏、2死1、2塁から安田尚憲選手の適時二塁打で先制する。6回表に2番手・中村稔弥投手が押し出し死球を与えると、1対1で迎えた9回表には益田直也投手が犠飛で1点を勝ち越されたが、直後の9回裏に反撃。中村奨吾選手の二塁打で好機をつくり、2死から友杉篤輝選手が同点の適時二塁打を放った。

 延長10回表は、坂本光士郎投手が1死1、2塁を併殺打でしのぎ、11回表は澤田圭佑投手が無失点で抑える。そして11回裏、安打で出塁した中村奨選手が犠打で2塁へ進み、2死となってから愛斗選手がライトオーバーのサヨナラ打を放った。

 先発・田中晴投手は初勝利とはならなかったが、5回6奪三振無失点と鮮烈デビュー。打線は9回裏2死、2ストライクまで追い込まれながらも友杉選手の一打で試合を振り出しに戻し、延長11回裏には途中出場の愛斗選手に殊勲打が生まれた。

  1234567891011  計
神 00000100100  2
ロ 00010000101X 3

神 ビーズリー-石井大智-桐敷拓馬-岩崎優-●西純矢
ロ 田中晴也-中村稔弥-益田直也-坂本光士郎-○澤田圭佑

文・高橋優奈

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