5月31日、福島県営あずま球場で行われた「日本生命セ・パ交流戦2024」東北楽天と東京ヤクルトの第1回戦は、5対3で東北楽天がサヨナラ勝ちを収めた。
東北楽天の先発・早川隆久投手は2回表、無死1、3塁からオスナ選手の犠飛、山崎晃大朗選手の適時打で2点の先制を許す。続く5回表には長岡秀樹選手の適時打で1点を失ったものの、6回表は無失点に抑え、6回118球8安打7奪三振1四球3失点(自責点1)で降板した。
打線は2回裏、2死3塁から太田光選手の適時打で1点を返す。しかし、以降は走者を出しながらもあと1本が出ず、2点ビハインドで試合は終盤へ。それでも7回裏、1死2塁から小郷裕哉選手の適時打で1点差に詰め寄ると、8回表、9回表は渡辺翔太投手が無失点でつなぐ。
1対3のまま迎えた最終9回裏、1死から小深田大翔選手、小郷選手が連打で出塁すると、代打・フランコ選手が捉えた打球は左中間スタンドへ。5対3でサヨナラ勝利を収め、東北楽天は今季初の3連勝をマークした。
勝利した東北楽天は、先発・早川投手が6回8安打7奪三振3失点(自責点1)と粘りの投球を披露。4月29日ぶりの一軍登板となった3番手・渡辺投手は、ピンチを背負いながらも無失点で切り抜け、勝利を呼び込んだ。なお、小郷選手が2安打1打点、渡邊佳明選手、小深田選手が2安打を記録している。
123456789 計
ヤ 020010000 3
楽 010000103X 5
ヤ サイスニード-●エスパーダ-長谷川宙輝
楽 早川隆久-ターリー-○渡辺翔太
文・伊藤愛華
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