3月1日、倉敷マスカットスタジアムで行われた東北楽天と広島のオープン戦は、2対4で東北楽天が敗れた。

　先発の早川隆久投手は3回まで走者を出しながらも粘りの投球で無失点。しかし4回表に坂倉将吾選手の適時打で先制を許すと、5回表には小園海斗選手に一発を浴び、5回7安打5奪三振2失点でマウンドを降りた。2番手の内星龍投手は6回表を11球で3者凡退に抑え、流れを呼び込む。

　すると打線は2点を追う6回裏、先頭の辰己涼介選手からの3連打で無死満塁とすると、併殺と茂木栄五郎選手の適時打で同点に。7回表は続投の内投手、8回表は3番手・伊藤茉央投手が無失点でつなぐ。

　しかし9回表、4番手の鈴木翔天投手が四球で走者を出すと、2死1塁から連続適時打を浴びて2点を勝ち越される。最終回の攻撃は塹江敦哉投手の前に3者凡退に倒れ、試合終了。東北楽天は辰己涼介選手と茂木選手が2安打を放っている。

　 １２３４５６７８９ 計
広 ０００１１０００２ ４
楽 ０００００２０００ ２

広 森下暢仁-高太一-栗林良吏-○アドゥワ誠-S塹江敦哉
楽 早川隆久-内星龍-伊藤茉央-●鈴木翔天

文・波多野瞭平

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