パ・リーグ各球団が着々と戦力補強を進めたこのオフ。ドラフト、フリーエージェント、外国人選手など、2024シーズンから加入する選手たちをまとめた。

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※名前／ポジション／背番号
※2024年1月21日時点の情報

北海道日本ハムファイターズ

〈新人選手〉
細野晴希／投手／29
進藤勇也／捕手／33
宮崎一樹／外野手／36
明瀬諒介／内野手／65
星野ひので／外野手／68

〈育成新人選手〉
濵田泰希／内野手／111
平田大樹／外野手／112
加藤大和／投手／113

〈トレード〉
黒木優太／投手／32

〈フリーエージェント〉
山崎福也／投手／18

〈現役ドラフト〉
水谷瞬／外野手／53

〈外国人選手〉
パトリック・マーフィー／投手／31
アニュラス・ザバラ／投手／42
ドリュー・バーヘイゲン／投手／45
アンドリュー・スティーブンソン／外野手／6
フランミル・レイエス／外野手／99

〈育成選手〉
孫易磊（スン・イーレイ）／投手／196
鍵谷陽平／投手／130

　2年連続パ・リーグ最下位の北海道日本ハムは、2016年以来の優勝に向けて戦力を補強した。注目は、昨季自身初の2桁勝利を挙げ、オリックスの3連覇に貢献した山崎福也投手の加入だ。昨年12月に行われた入団会見では、新庄剛志監督が4月2日のホーム開幕戦の先発バッテリーを山崎投手、伏見寅威選手と発表している。

　外国人選手は、育成の孫易磊投手を含めて6選手が入団。スティーブンソン選手は昨季3Aで16本塁打、44盗塁、打率.317を記録し、レイエス選手は2021年にメジャーで30本塁打の実績を持つ。

　また、バーヘイゲン投手が3年ぶり、育成契約の鍵谷陽平投手は5年ぶりに北海道日本ハムに復帰した。

東北楽天ゴールデンイーグルス

〈新人選手〉
古謝樹／投手／17
坂井陽翔／投手／53
日當直喜／投手／54
ワォーターズ 璃海 ジュミル／内野手／60
松田啄磨／投手／61
中島大輔／外野手／32
大内誠弥／投手／67
青野拓海／内野手／68

〈現役ドラフト〉
櫻井周斗／投手／40

〈外国人選手〉
コディ・ポンセ／投手／13
ニック・ターリー／投手／20

〈育成選手〉
山田遥楓／内野手／005

　2年連続でチーム防御率がリーグ最下位と、投手陣に課題を抱える東北楽天。NPBでプレー経験のある2人の外国人投手を獲得した。

　北海道日本ハムから移籍したポンセ投手は、来日初年度の2022年8月27日、福岡ソフトバンク戦でノーヒットノーランを達成。昨年は左膝を負傷したがシーズン後半戦に復帰し、10試合4勝5敗、防御率3.66の成績で終えた。一方、ターリー投手は2022年から広島に所属し、中継ぎで活躍。昨年は44試合に登板し、7勝1敗1セーブ22ホールド、防御率1.74の好成績だった。

埼玉西武ライオンズ

〈新人選手〉
武内夏暉／投手／21
上田大河／投手／11
杉山遙希／投手／47
成田晴風／投手／41
宮澤太成／投手／56
村田怜音／内野手／99
糸川亮太／投手／23

〈育成新人選手〉
シンクレア ジョセフ 孝ノ助／投手／125
谷口朝陽／内野手／126
川下将勲／投手／129
金子功児／内野手／130
木瀬翔太／投手／131
奥村光一／外野手／132

〈現役ドラフト〉
中村祐太／投手／58

〈トレードなど新加入〉
甲斐野央／投手／34
炭谷銀仁朗／捕手／27
元山飛優／内野手／30

〈外国人選手〉
ジェフリー・ヤン／投手／00
アルバート・アブレイユ／投手／54
ヘスス・アギラー／内野手／44
フランチー・コルデロ／外野手／55

〈育成選手〉
ビクター・ロペス／投手／116
アンソニー・ガルシア／外野手／124

　埼玉西武はメジャー通算27本塁打のコルデロ選手と、同通算114本塁打のアギラー選手を獲得。昨季のチーム打撃成績は90本塁打、414打点、435得点とリーグ最少だった。両助っ人の加入でウィークポイントを克服できるか。

　また、昨年まで東北楽天に所属していた炭谷銀仁朗選手が2018年以来、6年ぶりに埼玉西武に復帰した。古賀悠斗選手、柘植世那選手と若手中心の捕手陣において、頼れる存在となるだろう。

　手薄だった救援陣では、フリーエージェントに伴う人的補償として、福岡ソフトバンクから甲斐野央投手を獲得した。甲斐野投手は昨季、46試合に登板して3勝1敗2セーブ8ホールド、防御率2.53と上々の成績。新天地でクローザーに定着する可能性もありそうだ。

文・菊地綾子

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