パ・リーグ各球団が着々と戦力補強を進めたこのオフ。ドラフト、フリーエージェント、外国人選手など、2024シーズンから加入する選手たちをまとめた。

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※名前／ポジション／背番号
※2024年1月21日時点の情報

千葉ロッテマリーンズ

〈新人選手〉
上田希由翔／内野手／10
大谷輝龍／投手／31
木村優人／投手／53
早坂響／投手／59
寺地隆成／捕手／65

〈育成新人選手〉
武内涼太／投手／133
松石信八／内野手／134
高野光海／外野手／135
藤田和樹／外野手／136
富山紘之進／捕手／137

〈現役ドラフト〉
愛斗／外野手／50

〈外国人選手〉
ジェームス・ダイクストラ／投手／41
ジュニオール・フェルナンデス／投手／64
ジミー・コルデロ／投手／69
ネフタリ・ソト／内野手／99

〈育成選手〉
二保旭／投手／132
吉田凌／投手／138

　昨季、最優秀中継ぎ投手賞に輝いたペルドモ投手が自由契約となったが、メジャー通算114登板のコルデロ投手が加入した。2023年はニューヨーク・ヤンキースで31試合、3勝2敗8ホールド、防御率3.86、WHIP1.07の成績だった。

　野手では横浜DeNAからソト選手が移籍。2018年、2019年に2年連続でセ・リーグ本塁打王に輝くなど、横浜DeNA時代の6年で161本塁打を記録している。残留したポランコ選手と共に、ホームランキングコンビで得点力アップを目指す。

　現役ドラフトで加入した愛斗選手は昨季、ZOZOマリンスタジアムで13打数5安打、打率.385の好成績を残し、守ってもライトゴロに仕留める好守を見せた。今季は千葉ロッテの一員としてホーム・ZOZOマリンスタジアムで大暴れだ。

オリックス・バファローズ

〈新人選手〉
横山聖哉／内野手／34
河内康介／投手／63
東松快征／投手／48
堀柊那／捕手／62
高島泰都／投手／96
古田島成龍／投手／97
権田琉成／投手／98

〈育成新人選手〉
寿賀弘都／投手／041
大江海透／投手／042
宮國凌空／投手／043
芦田丈飛／投手／044
河野聡太／内野手／045

〈トレード〉
吉田輝星／投手／23

〈フリーエージェント〉
西川龍馬／外野手／7

〈現役ドラフト〉
鈴木博志／投手／66

〈外国人選手〉
アンダーソン・エスピノーザ／投手／00
アンドレス・マチャド／投手／42
ルイス・カスティーヨ／投手／54
コーディ・トーマス／外野手／45

〈育成選手〉
井口和朋／投手／129
香月一也／内野手／126
木下元秀／外野手／123

　パーソル パ・リーグ4連覇に挑むオリックスは、西川龍馬選手を獲得し打線を強化した。2015年ドラフト5位で広島に入団した西川選手は、これまでシーズン打率3割を4度マークした好打者。昨季はセ・リーグ2位の打率.305の数字を残し、自身初のベストナインに選出された。

　投手では、千葉ロッテからカスティーヨ投手が移籍。対戦防御率1.72とオリックスに好相性だった右腕が今季からは味方に。山本由伸投手と山崎福也投手の退団により枠が空いた先発ローテーションの一翼となることが期待される。

福岡ソフトバンクホークス

〈新人選手〉
前田悠伍／投手／41
岩井俊介／投手／27
廣瀨隆太／内野手／33
村田賢一／投手／34
澤柳亮太郎／投手／38
大山凌／投手／53
藤田悠太郎／捕手／65

〈育成新人選手〉
大泉周也／外野手／123
宮里優吾／投手／126
佐倉俠史朗／内野手／129
中澤恒貴／内野手／131
星野恒太朗／投手／133
藤原大翔／投手／142
藤田淳平／投手／146
長水啓眞／投手／160

〈フリーエージェント〉
山川穂高／内野手／25

〈現役ドラフト〉
長谷川威展／投手／59

〈外国人選手〉
アダム・ウォーカー／外野手／28

〈育成選手〉
鍬原拓也／投手／174
ダリオ・サルディ／投手／176
デービッド・アルモンテ／内野手／175

　昨季リーグ2位の打率.248、OPS.679、そしてリーグ1位の513打点、536得点など強力な福岡ソフトバンク打線。過去3度パ・リーグ本塁打王に輝いた山川穂高選手と、巨人時代の2022年に23本塁打したウォーカー選手が加入し、さらなる打線強化となった。また、ドラフトでは2022年のセンバツ高校野球で優勝の実績を持つ、前田悠伍投手が入団している。

文・菊地綾子

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