9月24日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと阪神のウエスタン・リーグ公式戦第32回戦は、10対9で福岡ソフトバンクが両軍合わせて計25安打の乱打戦を制した。
福岡ソフトバンクは初回、生海選手の適時二塁打で先制する。先発のルーキー・松本晴投手は、2回表に5連打で4点を失い逆転を許したが、以降はピンチを招きながらも要所を締める投球。5回82球7安打1四球5奪三振4失点の内容だった。
打線は3点を追う2回裏、相手の失策と水谷瞬選手の適時打で2点を返す。さらに4回裏、水谷選手が同点適時打を放つと、川村友斗選手、吉田賢吾選手、渡邉陸選手にも適時打が生まれ、この回一挙6得点で9対4と逆転に成功した。
逃げ切りたい福岡ソフトバンクだったが、7回表に3番手・泉圭輔投手が満塁弾を浴び、8回表には5番手・ヘルナンデス投手が同点打を許してしまう。それでも直後の8回裏、2死1、2塁から生海選手が勝ち越し打。9回表は尾形崇斗投手が3人で抑えた。
仲田慶介選手が3安打、決勝打を放った生海選手、水谷選手、吉田選手、渡邉陸選手は2安打2打点を記録している。
123456789 計
神 040000410 9
ソ 12060001X 10
神 茨木秀俊-望月惇志-森木大智-佐藤蓮-●二保旭
ソ 松本晴-古川侑利-泉圭輔-中村亮太-○ヘルナンデス-S尾形崇斗
文・輿水佑一郎
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