8月30日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と埼玉西武の第22回戦は、6対4で東北楽天がサヨナラ勝利。連勝を「5」に伸ばした。

　東北楽天の先発は藤平尚真投手。3回表に連打で先制を許すも、「今日は気持ちでした」と、3回以外は安定した投球で試合をつくり、5回2安打1四球2奪三振1失点でマウンドを降りた。

　打線は先制された直後の3回裏、1死1、2塁からフランコ選手の適時二塁打で追い付くと、続く島内宏明選手の適時打で勝ち越しに成功。6回以降は3人の中継ぎ陣が無失点でつなぐ。

　しかし9回表、松井裕樹投手が2死から蛭間拓哉選手と外崎修汰選手の連続二塁打で同点に追い付かれると、続く平沼選手に勝ち越し適時打を許す。さらに古賀選手にも適時打を浴び、この回4連打で3失点。

　2点を追う9回裏、敵失策と安打で無死1、2塁とし、辰己涼介選手の適時打で1点差に。続く浅村栄斗選手がレフトへのサヨナラの22号3ランを放ち、試合終了。東北楽天が劇的な試合を制した。

　敗れた埼玉西武は、先発・今井達也投手が要所を締め、8回125球8安打4四球5奪三振1失点と粘投。打線も9回に奮起したが、抑えの増田達至投手が1死も取れなかった。

　 １２３４５６７８９　 計
西 ００１０００００３　 ４
楽 ００２０００００４Ｘ ６

西 今井達也-●増田達至
楽 藤平尚真-安樂智大-酒居知史-渡辺翔太-​​松井裕樹-○内星龍

文・藤井美月

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