8月10日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと福岡ソフトバンクのウエスタン・リーグ公式戦第25回戦は、10対5で福岡ソフトバンクが勝利。2試合連続の先発全員安打となった。

　福岡ソフトバンクの先発は奥村政稔投手。初回、杉本裕太郎選手に先頭打者本塁打を許すと、その後も4連打を浴びて4失点。苦しい立ち上がりとなったが、追加点を許さず5回まで投げ切り、9安打1四球3奪三振4失点で降板した。

　打線は1回表、2死1塁から生海選手、デスパイネ選手、水谷瞬選手、仲田慶介選手の4連打で3点を先制する。逆転を許した直後の2回表には野村大樹選手が同点打。さらに、生海選手、水谷選手、仲田選手の適時打が生まれ8対4とした。

　6回裏、杉山一樹投手の危険球退場により緊急登板した渡邊佑樹投手は、無死1、2塁の場面で後続を併殺打などに抑え、無失点で切り抜ける。直後の7回表に水谷選手の今試合3安打目となる2号ソロ、8回表には上林誠知選手の犠飛で追加点。9回を泉圭輔投手が締めて試合終了。生海選手、水谷選手、仲田選手、吉田賢吾選手の4選手が3安打を放った。

　敗れたオリックスは、先発・辻垣高良投手が1.2回61球10安打2四死球1奪三振8失点の乱調。打線は2試合連続の2桁安打も序盤の大量失点が響いた。なお、廣岡大志選手は3安打3打点の活躍を見せている。

　 １２３４５６７８９ 計
ソ ３５００００１１０ 10
オ ４０００００１００ ５

ソ ○奥村政稔-杉山一樹-渡邊佑樹-高橋純平-嘉弥真新也-大津亮介-泉圭輔
オ ●辻垣高良-黒木優太-小木田敦也-中田惟斗-本田仁海-才木海翔-近藤大亮

文・井口縁

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