6月18日、マツダスタジアムで行われた広島と埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦 2023」第3回戦は、11対4で埼玉西武が快勝し、連敗脱出。交流戦全日程を6勝12敗で終えた。
埼玉西武の先発は平良海馬投手。初回に坂倉将吾選手の適時内野安打と味方の悪送球、林晃汰選手の適時内野安打で3点を先制される。しかし、以降は得点圏に走者を置かず、7回127球6安打2四球11奪三振3失点(自責点2)の熱投を見せた。
打線は4回表、2死2塁から長谷川信哉選手が4号2ラン。5回表に鈴木将平選手の犠飛で同点に追い付くと、2死1塁から渡部健人選手がレフトへ勝ち越し2ランをたたき込む。7回表は外崎修汰選手の9号2ラン、9回表には岸潤一郎選手の1号2ランなどで一挙4得点を奪った。
8回裏、佐藤隼輔投手が坂倉選手に適時打を浴び1死1、2塁で降板するも、代わった森脇亮介投手が併殺で切り抜ける。9回裏は増田達至投手が3者凡退で締めて試合終了。4月15日以来の2桁得点を挙げ、交流戦最終戦を勝利で飾った。渡部選手は2安打1本塁打3打点をマークしている。
123456789 計
西 000230204 11
広 300000010 4
西 ○平良海馬-佐藤隼輔-森脇亮介-増田達至
広 ●河野佳-中崎翔太-森翔平-森浦大輔-中村祐太
文・飯田彩花
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