埼玉西武・今井達也、6回1失点好投 松坂大輔以来の初登板初先発初勝利の権利持って降板

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2018.6.13(水) 21:22

埼玉西武・今井達也
埼玉西武・今井達也

埼玉西武で初登板初先発初勝利となれば、1999年松坂大輔以来の快挙

埼玉西武の2016年ドラフト1位・今井達也投手が13日、本拠地メットライフドームで行われた東京ヤクルト戦でプロ入り初登板初先発した。初回、威力十分のストレートが150キロ台を連発し、3者凡退に封じる見事な立ち上がりを見せると、交流戦首位に立つ東京ヤクルト打線を相手に6回4安打1失点に封じる好投。リードを保ったままリリーフ陣に後を託し、勝ち投手の権利を持って降板した。

目を見張る真っ直ぐを次々に投げ込んだ。プロ初先発となった今井。初回先頭の荒木を追い込むと、7球目のスライダーを外角低めいっぱいに決めて見逃し三振。続く青木は151キロの真っ直ぐで右飛に打ち取ると、川端は4球目、151キロのストレートで遊ゴロに仕留めて好スタートを切った。初回に投じた19球のうち、ストレートが13球。そのうち12球が150キロオーバー。圧巻の立ち上がりを見せた。

3回先頭の西浦に二塁打を許すと、続く井野の二塁へのゴロで、送球を一塁の山川が弾いた(記録は内野安打と一塁手の失策)。ボールをこぼす間に二塁走者が一気に本塁に生還し、不運な形で先制点を許した。だが、後続から2つの三振を奪うなど最少失点で切り抜けると、6回まで4安打6奪三振で1失点(自責0)に封じた。

打線は4回に外崎、メヒアが2者連続本塁打を放って、試合を逆転。今井はリードを守って、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。プロ初登板初先発で初勝利を飾れば、西武では1999年4月7日の松坂大輔以来、19年ぶりとなる。

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