パ6球団2023年シーズンスローガンまとめ

パ・リーグ インサイト

2023.2.2(木) 22:00

(C)H.N.F.(C)Rakuten Eagles(C)SEIBU Lions(C)C.L.M.(C)ORIX Buffaloes(C)SoftBank HAWKS
(C)H.N.F.(C)Rakuten Eagles(C)SEIBU Lions(C)C.L.M.(C)ORIX Buffaloes(C)SoftBank HAWKS

 パ・リーグ全6球団のシーズンスローガンが決定。各球団のスローガンやコンセプトを一挙ご紹介!

北海道日本ハムファイターズ

2023年シーズンスローガンロゴ(C)H.N.F.
2023年シーズンスローガンロゴ(C)H.N.F.

▼2023年シーズンスローガン
「新時代 FANS ARE OUR TREASURE」

▼コンセプト
これまでの常識にとらわれず、斬新で挑戦的なボールパークを拠点にファンとともに船出する2023年。高ぶる感情を抑えることなく、咆哮を上げながら前へ。北海道日本ハムファイターズ誕生から20年目という節目に、勝利を渇望するReal fighterたちが新たな時代の担い手となり、風穴を開ける。

 2023年1月1日0:00にシーズンスローガンを発表した北海道日本ハム。球団公式YouTubeチャンネルでは新庄剛志監督出演のスローガンイメージ動画も同時に公開され、圧巻の新球場の映像と共に、新庄監督がスローガンに込めた想いを語る内容となっている。

東北楽天ゴールデンイーグルス

2023年シーズンスローガンロゴ(C)Rakuten Eagles
2023年シーズンスローガンロゴ(C)Rakuten Eagles

▼2023年シーズンスローガン
「鷲が掴む!」

▼コンセプト
若手もベテランも関係なく、レギュラーポジションを実力で掴みにいくチーム内での競争、絶対に自分がレギュラーを獲得するという強い気持ちと意識を常に忘れずに、シーズンに臨んでもらいたい。追い込まれた時には自らに問いかけ、誰にも譲らない「自分が流れを掴む」という強い気持ちをプレーで体現してくれること。選手への期待を込めて「鷲が掴む!」に決定。

 球団はファンに向け「『優勝はイーグルス(鷲)が掴む!』の気持ちをもって、2023年も一緒に闘っていただきたいです。共に東北を熱くしましょう」とメッセージ。また球団公式YouTubeチャンネルでは、石井一久監督がスローガンに込めた想いや今季の意気込みを語る動画が公開されている。

埼玉西武ライオンズ

2023年シーズンスローガンロゴ(C)SEIBU Lions
2023年シーズンスローガンロゴ(C)SEIBU Lions

▼2023年シーズンスローガン
「走魂(そうこん)」

▼コンセプト
松井稼頭央監督が野球の原点と考える“走る”ことに立ち返り、獅子のように球場を駆け巡り、はつらつとしたプレーをしていきたいという思いが込められている。ロゴは「熱い魂が駆け巡るプレーで、観客の魂も揺さぶること」をコンセプトとしてデザイン。レジェンドブルーからライオンズブルーのグラデーションカラーを施し、疾走感を表す線や、魂を想起させるイラストに仕上げられた。

 球団公式YouTubeチャンネルでライブ配信を行い、シーズンスローガンを発表した松井監督は「“走る”ことは野球の原点であり、躍動感のある姿というのはファンの方を魅了できるものだと思います。魂という言葉には、勝負の世界で、相手に向かっていく姿、最後まであきらめない気持ちも込めています。走るということには、長いシーズンをしっかり完走をするんだという意味もあり、ファンの方と一緒に最後までシーズンを走り切りたいという思いも込めました」と語った。

千葉ロッテマリーンズ

2023年シーズンスローガンロゴ(C)C.L.M.
2023年シーズンスローガンロゴ(C)C.L.M.

▼2023年シーズンスローガン
「今日をチャンスに変える。」

▼コンセプト
​​今の自分を考える。どうできるかを考える。
少しでも成長する。少しでも前にいく。きっかけにする。明日につなげるために。
積み重ねる。
ヒーローになるために。チームで笑うために。ファンが笑うために。
今日も自分に勝つ。今シーズンを勝つために。
今日をチャンスに変える。

 吉井理人監督は「このスローガンには人それぞれの捉え方、色々な意味があると考えています。チャンスという言葉にも色々な意味があり、必ずしも好機だけがチャンスの意味ではありません。選手たちそれぞれがそれぞれの立場でこのスローガンの意味を解釈して取り組んで欲しいと思っています。ファンの皆さまも含め、さまざまな方々がどのような捉え方をして、意味を見い出してくれるかを楽しみにしています」とコメントした。

オリックス・バファローズ

2023年シーズンスローガンロゴ(C)ORIX Buffaloes
2023年シーズンスローガンロゴ(C)ORIX Buffaloes

▼2023年シーズンスローガン
「We can do it!」

▼コンセプト
パ・リーグ連覇と26年ぶりの日本一を達成したオリックス・バファローズ。揺るぎない自信を手にしたチームは、全員でさらなる高みをめざす。リーグ3年連続の“V”と日本シリーズの連覇も「俺たちならできる!」
 

 リーグ連覇、悲願の日本一を目指した昨年(2022年)のキャッチフレーズ「全員でW(笑)おう!!」では、2つの「V」を重ね「W」に。全員で戦い、勝利「Win」をたぐり寄せ、笑顔の輪を広げようという狙いがあった。リーグ3連覇を目指す今年は、ロゴマークの「W」の部分は「V(優勝)」を3つ並べたデザインに。また、「W」も2つ合わさっており、日本シリーズ連覇の思いも込められている。

福岡ソフトバンクホークス

2023年シーズンスローガンロゴ(C)SoftBank HAWKS
2023年シーズンスローガンロゴ(C)SoftBank HAWKS

▼2023年シーズンスローガン
「鷹!鷹!鷹!(おう!おう!おう!)」

▼コンセプト
“おう”! と明るく元気な掛け声で、全員全力でプレーしよう!
しぶとく、粘り強く、勝つことにこだわって戦“おう”!
ファンもチームもすべての鷹が一丸となって、王(“おう”)者奪還へ立ち向かおう!

 球団公式YouTubeチャンネルでは藤本博史監督が出席しての発表会の様子を公開。藤本監督は「今年は『明るく、厳しく、元気に』がテーマの中、このスローガンにさせていただきました」と話し、「鷹!鷹!鷹!の文字が右肩上がりになっていて、さらに文字も大きくなっていく。シーズンの最後はホークスが大きくなっていてゴールをする。そのような気持ちも込めています」と決め手について説明した。


 たくさんの想いが込められたスローガンを胸に、今季選手たちはどんなドラマを繰り広げていくのか……ずらりと並んだスローガンを目にし、球春到来を感じたプロ野球ファンは少なくないはず。待ちに待った開幕はもうすぐそこだ。

文・池田紗里

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