浅村栄斗が2戦連発! 島内宏明も満塁弾を放ち東北楽天が10安打11得点で勝利

パ・リーグ インサイト

2022.9.1(木) 22:12

東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月1日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第20回戦は、11対8で東北楽天が勝利した。

 東北楽天の先発・藤平尚真投手は初回、2死から安打と四球で1、2塁とされると、頓宮裕真選手に2点適時二塁打を浴び、先制される。しかし直後の1回裏、浅村栄斗選手に2試合連続の22号2ランが飛び出し、すぐさま同点に追い付いた。

 2回表には、またしても2死から安打で走者を出すと、藤平投手が2球連続で暴投してしまい、3塁まで進塁される。ここで石岡諒太選手が放った遊ゴロを小深田大翔選手がファンブル。3塁走者が生還し、1点を失う。

 ところが2回裏、2死2、3塁の場面で浅村選手が三ゴロを放つと、バレラ選手が後逸し、走者2人が帰って逆転に成功した。リードを守りたいところだったが、3回表には安打と犠飛で同点とされると、前日に2本塁打を放った頓宮選手に8号ソロを被弾。またしても勝ち越しを許した。

 点の奪い合いとなる中迎えた4回裏はビッグイニングとなる。小深田選手、西川遥輝選手、鈴木大地選手の連打で試合を振り出しに戻すと、浅村選手が四球を選び、なおも無死満塁と好機を得る。すると島内宏明選手がライトスタンドへグランドスラムを放ち、この回一挙5点を奪取した。

 東北楽天の追撃は止まらず。4点リードで迎えた6回裏は島内選手、ギッテンス選手の連打で1、2塁とし、渡邊佳明選手の適時三塁打でさらに2点を加えた。以降は7回表に1失点、最終回は満塁のピンチを迎え2点を失うも、リードを守って11対8で試合終了。

 勝利した東北楽天は、先発の藤平投手が2.1回4安打1四球4失点(自責点3)と苦しい展開になったが、打線が食らいつき続け、4回裏に島内選手の満塁弾で4点のリードを得る。結果チーム10安打で11点を得た。一方敗れたオリックスは、先発のビドル投手が3.0回7失点(自責点5)と先発の役割を果たせなかった。

  123456789 計
オ 212000102 8
楽 22050200X 11

オ ●ビドル-村西良太-本田仁海-山田修義-小木田敦也
楽 藤平尚真-○安樂智大-酒居知史-宮森智志-西口直人-ブセニッツ-宋家豪-S松井裕樹

文・北村彩実

関連リンク

試合詳細/動画はこちら
2戦連発の浅村栄斗を動画でチェック
島内宏明 選手名鑑
「仙台育英出身」パ選手の現在地
初音ミクとパ・リーグ6球団が今年もコラボ!

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE